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2018年9月13日   第1回 園田オータムトロフィー重賞2 3歳登録馬サラ系3歳 定量 (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   初代王者に輝く馬は!?
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 宮垣 優

sonoda03.jpg 今年から新設された3歳重賞の園田オータムトロフィー。このレースは3歳秋のチャンピオンシップにも組まれている。メンバーも春の重賞戦線で活躍した馬や無敗の馬なのでなかなかバラエティに富んでいる。本命は今年の兵庫ダービー馬のコーナスフロリダ。前走のトライアル戦を快勝し中間も順調。重賞3勝目に視界良好。相手候補はJRAから転入後大崩れがないオータムヘイローと兵庫ダービー2着馬で今度こそ初重賞制覇を狙うクリノヒビキの2頭。他にはデビューから無傷の6連勝中のエイシンエールや今年の菊水賞を勝ち馬のアゼツライトがその後に続く。

コーナスフロリダは今年の兵庫ダービー馬。前走の園田サマーチャレンジ(オータムトロフィートライアル)では約2ヶ月振りのレースで、しかも他馬よりも重い57キロの斤量を背負っていたが、五分のスタートから好位に取り付くと、直線でもシッカリと伸びて快勝。着差以上に強い内容だった。この中間は順調に乗り込まれ、最終追い切りでは反応の良い動きを披露していた。鞍上も名古屋の岡部誠騎手ということで兵庫ダービーを勝ったときと同じコンビで態勢は整った。昨年の園田ジュニアカップ、今年の兵庫ダービーに続いて重賞3勝目は目前。

オータムヘイローはJRAから兵庫に転入後、常に3着以内に入っているほど安定感が抜群。前走のトライアル戦では3着だったが、4角で逃げた馬の外に出そうとしたときにスペースが無くなり、更に外に持ち出して伸びてきたが、少し脚を余した印象。中間の調整も順調で追い切りの動きも軽快。今回は前走の様なスローペースにはなりにくいので、この馬の差し脚が届く展開になりそう。

クリノヒビキは今年の兵庫ダービー2着馬。前走の園田サマーチャレンジでは単騎逃げをし、勝負所では手応え十分の感じ。直線に入っても渋太い粘りを発揮していたが、最後の最後にコーナスフロリダに差されてしまい2着。今回は最内枠に入ったことでコースロスなく進める点は有利。脚質は自在で展開は不問なのでペースを気にする必要もない。スムーズに立ち回れれば待望の重賞初制覇も夢ではない。

エイシンエールはデビュー後無敗の6連勝中。前走は初めての古馬との対戦だったが、それをものともせず快勝。まだ成長途上のところもあるのでまだまだ伸びてきそう。前走から約1ヵ月半の間隔が開いているが、能検を叩いているし、乗り込みの量も豊富で問題は無さそう。鞍上も今年キャリアハイの勝ち星で先日、金沢のイヌワシ賞で重賞初勝利をした鴨宮騎手。彼の勢いも侮れない。

アゼツライトは今年の菊水賞を6馬身差で逃げ切り勝ちを収めた。その後は自分の競馬ができないレースが続いてなかなか思うような結果が出ていないが、自分の競馬ができれば渋太い。今回は前走から間隔が開いているが、放牧先の坂路をシッカリと乗り込んでいる模様なので心配は要らないだろう。そして今回は今月に新規開業をした木村健厩舎の初陣。初出走初勝利が重賞制覇という偉業も十分可能。

おすすめ買い目

馬単 6→2 2→6 6→1 1→6 6→4 4→6 6→9 9→6

 

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