Odds Park 競馬

　先週は水曜日と木曜日が台風21号による停電が影響し開催中止。そして金曜日が投票システムの障害により開催が取り止めになり１週間まるまる競馬が行われなかった。月曜日は中止になった木曜日の開催の代替。メインレースはＢ１Ｂ２の混合戦。本命はスリングショット。古馬との混合戦になってから安定した成績を残している。スンナリ先行できれば今度こそ勝ち負け。相手候補はメンバー唯一のＢ１馬のペプチドムーンと前走でクラスのメドを立てたムチャチャマヒカの２頭。他には内で上手く脚を溜めることができそうなショウブノセックやハナを切れば渋太いエマーブルがその後に続く。

スリングショットは古馬との混合戦になってから２、３、２着と上位争いを演じている。８月２日のＢ２特別戦は勝ち馬が強すぎたため差は開いたが、それ以外の２戦は０秒２差と０秒１差と僅差。逃げる形が理想ではあるが、番手からでも十分問題はない。開催が伸びた分の調整が気になるが、中間の調教気配は変わりなく良いのでそこまで気にしなくても良いだろう。今回はＢ１Ｂ２混合戦でこの馬はＢ２格付けなので立場上は不利だが、Ｂ１格付けの馬が１頭だけという幸運もある。スンナリ先行できれば今度こそ勝てるだろう。

ペプチドムーンはメンバーで唯一Ｂ１格付けの馬。３月にはＢ１クラスで勝ち経験があるし、ここ２走も連続３着と実力も上位。少しレース間隔は開いているが、乗り込みの量は豊富でシッカリと時計を出しているので問題はないだろう。57キロという斤量を克服できれば格の違いを見せ付けることができるだろう。

ムチャチャマヒカは昇級戦だった７月25日のＢ１特別戦はスローペースで展開が向かなかった印象。前走はいつものようにシッカリとした末脚で勝ち馬に０秒１差の３着で上記のスリングショットとはタイム差無しのクビ差だった。今回はある程度先行馬が揃っているのでスローにはなりにくくこの馬の末脚が活きる展開になりそう。うまくハマれば一気の差し切りも十分に可能。

ショウブノセックは兵庫に転入後掲示板を外したのはスタートで出遅れて流れに乗れなかった７月12日の1230ｍ戦だけ。番手か好位のインで上手く脚を溜める形が理想なので今回の２番枠は絶好枠といっても良いだろう。能力的にもここで勝てる力のある馬なので上手くインコースで脚を溜めることができれば上位争いができるだろう。

エマーブルは前走の様にハナを切るレースができると最後まで渋太く粘り込める。今回は同型馬が何頭かいるので兼ね合いがポイントになってくるが、上手く先手を奪えればここでも十分好勝負できる馬なので注意が必要。