Odds Park 競馬

本命のジョウショーチカラは、前走転入緒戦を２着に０秒６差付けて完勝。道中インで仕掛けを待たされていたレース内容を考慮しても、その着差以上にまだまだ余裕もありそう。今回は斤量５７キロだが、雄大な馬体を有する同馬だけに負担重量で泣くことも考えづらい。引き続き中心視だ。ユウキエナージーは前走２着だったが、出脚や反応には良化が窺えた好内容。前半の位置取り次第では好機も十分。キクノレレ、フォーチュンキセキは先陣争いがヤマ場になりそうだが、うまく折り合えればそのまま粘り込みも。距離短縮で粘りが増して来そうなモズキンボシも押さえておきたい。
  
ジョウショーチカラ…今年１月の兵庫遠征は６着だったが、当時の馬場は内ラチから２～３頭分のコースがかなり重たく、その伸びないところを終始通ってしまったことも伸びを欠いた原因だろう。ＪＲＡでは詰めの甘い競馬が多かったが、前走内容を見ても今の条件なら地力で十分カバーできる印象。ここも一気に。

ユウキエナージー…前走は勝ち馬のしぶとい二枚腰に屈したが、最後の直線２００ｍ付近では一瞬先頭に立つ場面もあった。まだ反応のズブさは残すものの、１４００ｍ戦に切り替えてからはその面もマシ。降級２走目の今度こそは。

キクノレレ…前走は外枠に入っていた人気の同型馬を封じるために突き放し気味に逃げて行ったが、その形が裏目となってしまい終始引っ掛かり気味に。３走前の同条件２着に来た時のようなマイペースの逃げが打てれば。

フォーチュンキセキ…兵庫転入後も二桁着順が続いているが、転入緒戦はオーバーペースで自滅、そして前走は出遅れて流れ自体にも乗れていなかった。ともに敗因はハッキリしているだけにまだ軽くは扱えない。

モズキンボシ…前走は出遅れたことも敗因だが、近走折り合いに難しさが出てきている点を考慮すると、中距離戦の落ち着いた流れ自体も合っていなかったようにも。今回の距離短縮でスムーズに折り合えれば。