Odds Park 競馬

　ここ目標に仕上がったコウシュハレガシーの初重賞制覇に期待したが、地力強化が目立つハマノダイマオー、アアモンドグンシンにもチャンスがある。障害次第ではジェイコマンダーも差はない。実績上位オレワチャンピオン、キタノユウジロウに注意。

　コウシュハレガシーは軽量戦の前走は障害へ直行することなく、ひと呼吸入れて仕掛けてひと腰。530キロとはいえ、スムーズな走りができていた。今回は一気に増量されるが、障害は安定しているだけに、対応は可能。３歳限定戦なら力ではヒケを取らない。ここ目標に仕上がっているし、初重賞制覇期待。

　ハマノダイマオーは基礎重量が増加された前走は無理せず障害に重点を置いた走り。ひと腰でまとめていたし、結果は５着も、マズマズの内容。今回は重賞となるが、近走の内容なら崩れる心配はない。昨年度終盤戦から一気に力をつけてきており、３歳オープンでも互角にやれる。好勝負期待。

　アアモンドグンシンは目下６連勝中で絶好調。今回は斤量が増加されて、馬場の脚抜きも悪くなりそうだが、地力強化が目立つ今なら克服可能。末の甘さも解消されており、障害を早目に抜けて押し切りも狙える。

　ジェイコマンダーは今のカカリなら増量も克服できるはず。この中に入っても通用する力を持っている。あとはキレで勝負したいだけに、脚抜きの悪い馬場に対応できるかがポイント。

　オレワチャンピオンは昨年度のヤングＣＳの勝ち馬でナナカマド賞２着、イレネー記念では３着と常に上位争いしていたように、この中に入れば実績上位。今季はまだ勝ち星こそないが、格上馬相手にも差のない走りを続けているし、内容は悪くない。注意したい。

　キタノユウジロウはテンに置かれる面はあるが、ここは流れが落ち着きそうで、追走で手間取ることはない。イレネー記念２着馬で力は上位。終いは確実に脚を使えるし、持ち味を生かせれば一発十分。