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2018年5月30日   神姫バス杯B1 (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   B1初挑戦でもエイシンタルトゥには不問!
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 西依 龍宏

sonoda06.jpg5月26日(土)・27日(日)に馬場内側全周(12m)とゴール前直線全面の砂が入れ替えられた。それによりどういう傾向に変わるのか、注意が必要。本命はエイシンタルトゥ。前走は勝負どころから手応え良く上がっていき4角先頭、直線も力強く伸びて快勝した。過去に1年以上のブランクなど、何度か間隔を開けることがあったため今回が初のB1挑戦だが、潜在能力は高く、このクラスでも十分通用する。エイドローンは転入初戦でいきなり勝利。連勝を狙う今期の調整も順調だし、背1キロ増も馬格があるのでアッサリ克服できそう。ファインキャプテンの前走は前残りの展開が響いた。現級未勝利ながら2着3回、3着1回と善戦は何度もあるし、折り合いさえつけばここも大崩れしない。フェローニアも成績的には上位とヒケを取らないが、同型を捌けるかがカギ。前走、控える競馬で巻き返したハミングパッションや、間隔を詰めて使える分で息保ちが良化しそうなチョウレンチャンを要警戒。

エイシンタルトゥ・・・前走の中間の追い切りでは破格の時計をマーク。レースも手応え十分で4角先頭に立ち、そのまま押し切るという強い内容だった。2走前は背1キロ増よりも前半ゴチャついたことと、位置取りが後ろすぎたことが影響したのだろう。事実、兵庫で崩れた4回は前半9番手以下の位置取りだったとき。B1昇級戦とはいえ、中団までに付けられればここでも好勝負可能と見る。

エイドローン・・・転入初戦の前走は道中、好位のインを回り、直線入口で前が開くと鞍上がひと追いする毎にシッカリ応えて脚を伸ばす。そしてゴールまで残り80mほどになったところで抜け出し、勝利を決めた。前走内容から、2走前のJRA交流戦(高知)で案外だったのは2カ月の休み明けが影響したためということがハッキリしたし、今回は初めての背55キロ対応がカギだが、馬格があるのであまり問題はなさそうだ。

ファインキャプテン・・・弟に'16兵庫ジュニアグランプリ(JpnII)を勝ち、全日本2歳優駿(JpnI)でも3着に好走、NARグランプリ最優秀2歳牡馬に選出されたローズジュレップがいる血統。前走は発馬が悪かった上、前が有利な展開も影響して4着止まりだが、2着馬と僅か0秒2差だし、メンバー最速タイの上がり時計はマークしていた。折り合いを欠いて崩れることがたまにあるものの、その点さえクリアできればここでも上位争いに。

フェローニア・・・昇級戦の前走は2着から0秒3差の5着。好位からでもそれなりにまとめるが、怖がりな気性だけにベストは逃げ。昨夏~秋にかけては現級で勝ち負けをしており、力自体はメンバー上位なので、同型を捌いて逃げの展開に持ち込めれば…。

ハミングパッション・・・転入後の2戦は前付けの競馬をしていたが、ハナを奪えなかったこともあり連続で大敗。そこで前走は敢えて発馬から押していかずに控えてみたところ、これがハマり、直線グイグイ伸びて3着にきた。今回は2カ月ぶりとやや間隔が開いたが、成績を見る限り鉄砲は利きそうだし、調整自体も順調。あとは上がりがかかる展開なら。

チョウレンチャン・・・前走は断然の一番人気だったブレイヴコールが逃げ切り勝ち。その直後に付けた馬はなし崩しに脚を使わされる格好になってしまった(事実、2着馬は前半10番手、3着馬は6番手)。それと、やや間隔が開いていた分でお終い息切れした感じ。比べて今回は中1週だし、強力な逃げ馬も不在なので粘りが増しそう。要注意の1頭。

おすすめ買い目

馬単 9→10 9→2 9→11 9→4 9→8 10→9 10→2

 

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