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ここへ来てひと脚の確実性を増した感のあるトウショウギフト。強敵不在の距離千七なら勝ち切るチャンスも十分あると見て中心視。力関係は未知数だが、先行力に期待して中央からの転入馬マイネルヘミニスを相手筆頭視。あとはヤマチョウルンバ、オイヌサマ、タツミリュウも展開ひとつで上位争い進出。

◎は⑥トウショウギフト。前走は久々の千四戦に加え最内枠と条件は合わなかったが、早めに外から押し上げて見せ場を作り５着に終わるも勝ち馬とは０秒８差。大味ながら力強さがあるし、昨年よりもひと脚に確実性。二走前２着に健闘している距離千七なら、強敵不在の今回は突き抜けも十分見込める。

○は⑪マイネルヘミニス。昨年７月の南関交流勝ち、２歳時の芝1800ｍ戦３着の時の内容から逃げが好走パターンと言える。体型的には短距離向きに思えるが、先月まで中央で使われていただけあり息遣いは問題ない。スンナリと前付けが叶えば緒戦から好勝負。

▲は⑩ヤマチョウルンバ。前走は前２頭がハイペースで競り合い圏内に取り付けず終わったが、それを除けば今季はここまで好調に駈けている。この中間の攻めも変わらず良い動きを見せており、今回のメンバーに入っても位置取り次第では連争いも十分可能。

△は⑦オイヌサマ。昨年この距離で好走した時の様に前で運べば渋太いが、今季はここまでまだ体の張りが物足りず出脚が本物ではない。ただ、使いつつ良化が窺えるし今回は近走より同型も手薄になった。実績を考えるとそろそろ警戒が必要。

注は⑨タツミリュウ。今年ここまでの２戦は気配が伴わず苦戦が続いたが、ここは相手緩和に加え上昇を感じさせる攻め感触。昨年はこの距離７戦４連対。前でスンナリ運べれば変わってきてもおかしくない。