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2018年5月10日   ぎふ清流カップ (笠松競馬)  

笠松競馬   第9レース   記念すべき第1回に名を刻むのはどの馬?
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

kasamatu07.jpg 今年から新設された3歳交流重賞。遠征馬はフセノラン1頭だが、怖い兵庫からだし、菊水賞ではゴールドジュニア2着のコーナスフロリダに先着。開催中にもかかわらず下原騎手で来たということは牝馬でも軽視禁物。だが、第1回ということで地元馬の奮起に期待してビップレイジングを中心視。後ろからになるだけに取りこぼしもあるかもしれないが、3着は外さないとみた。前で運ぶ名古屋勢ユーセイスラッガークルセイズスピリツウォーターループには要注意。

 ビップレイジングは重賞上位常連のドリームスイーブルを差し切ったのだから、この馬の力量は言わずもがな。ここに向けて準備は万端だ。「攻め馬の感触はいいね。悔いのない仕上げができたと思う。地元ならイレ込み癖にも対処できるし、勝ち負けを意識しているよ」。

 ユーセイスラッガーはパンとせず思うような状態で使えていないようだが、それでもこれだけ走れているのは力のある証拠。ひと頑張りあれば。「本来からすると490キロぐらいあってもいい馬なんですけどね。食いが細くて思うように攻められません。現状維持という程度ですねえ。実力差はないはずですが、果たして…」。

 クルセイズスピリツは前走で対古馬3戦3勝。この時期に並の3歳馬ができる芸当ではない。流れひとつで逃げ切りも視野に。「前走はハイラップで振り切る強い内容で、中身は濃かったと思う。硬さの出やすい体質なので、追い切りは予定通り。新緑賞時は電車に驚き急にテンションが高くなってしまった苦い経験がある。リラックスして臨めるかどうかだろう」。

 フセノランは初戦快勝後は認定・重賞路線。掲示板を外しておらず、前走は不安のあった1700mで一応の結果。気難しさを出さなければ。「カイ食いは良くなってきたし、体にも実が入ってきたね。ただ、今回の追い切りでも若干耳を絞る面が見られたし、どこかまだまじめさに欠ける感じ。レースでの集中力が今回も鍵になりそうかな」。

 ウォーターループは1400m以上で逃げずに勝ったのは初めて。しかも牝馬戦とはいえ1800mだから自信になろう。牡馬混合でも楽しみ。「テンションを上げ過ぎない程度の追い切りだけど、軽快だったね。順調にきているよ。クルセイズスピリツの方がテンは速いので、できればそれより外枠がいいね。もうハナには固執しないし、好勝負を期待しているよ」。

おすすめ買い目

馬単 5→7 7→5 5→8 8→5 5→2 2→5 5→4 4→5

 

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