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2018年5月 9日   新緑特別B1 (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   2着はもう要らないオリンピアスカイ
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 宮垣 優

sonoda05.jpg 水曜日のメインレースはB1クラスの一戦。本命はこのクラスに昇級後3走連続2着と惜敗が続いているオリンピアスカイ。終いの脚は確実で道悪馬場もさほど苦にしない。今度こそは決めてくれるだろう。相手候補は叩き2走目で前進が見込めるリノサンスと2走前の勝ち方が鮮やかで、今回は斤量が戻るオースミマルスの2頭。他には連続で1700m戦を使うことで前進が可能なサーストンバッカや単騎逃げができれば渋太いクリノチョモラーリ、決め脚勝負なら浮上してくるスリーピーアイがその後に続く。

オリンピアスカイは兵庫に転入後B2クラスで連勝し、このクラスに昇級後は3走連続で2着。しかもその3走すべてが勝ち馬から半馬身差と惜しい競馬。前走はスローペースで逃げた勝ち馬を捕らえ切れなかったが、上がり最速の末脚で鋭く追い込んできた内容は良かった。重、不良の成績は7戦3勝2着2回と道悪も苦にしない。まだスタートに不安がある馬だが、勝負所で進出できれば今度こそ勝てるだろう。

リノサンスの前走は転入緒戦で尚且つ約4ヵ月半振りの競馬だった。その時はスタートで出遅れてしまい、後方からの追走になってしまった。それでも2周目の向正面では内から手応え良く進出。直線では久々が影響したのか、伸びが今ひとつだった。そこから約1ヵ月半間隔が開いているが、乗り込みは十分で追い切り時計も上々。全6勝中5勝が逃げきり、残りの1勝が番手からの競馬なので、発馬を決めて先手を奪えれば変わり身を見せても良いだろう。

オースミマルスの前走は斤量が1キロ増えていたし、ペースで落ち着いてしまったことも原因。2走前には勝負所で抜群の手応えで進出し、直線でも反応の良い伸びを見せて差し切り勝ち。その時の2着馬がオリンピアスカイということを考えると、能力は同等といっても良い。巻き返しに注意が必要。

サーストンバッカは久々の1700m戦だったことが影響したのか、いつもの伸びがあまりなかったが、先行する競馬はできた点は収穫といっても良い。中間の気配も変わりなく良く、追い切りの動きは最後まで軽快だった。今回は連続で1700m戦なので前走よりも反応の良い競馬が可能。いつもの末脚を発揮できれば勝ち負け。

クリノチョモラーリは単騎逃げがでいれば滅法渋太い。前走も5着だったが勝ち馬と0秒4差と僅かだった。早めにかわされる展開では厳しくなるが、4コーナー手前くらいまで先頭で行ければ最後の最後まで粘り込めそう。リノサンスとのハナ争いがどうかだが、今回は3キロ減のジョッキーを配してきているので前半の行き振りも良くなってくる可能性大。マイペースで淡々と進めれば逃げ切りも十分可能だろう。

スリーピーアイは昨年の兵庫ダービーで大接戦の2着だった馬。前走はスローペースだったが、大外から伸びてきた脚は目立っていた。展開に左右されやすい脚質ではあるが、うまく流れが向けば一気に上位争いまで加わってくる馬。本命のオリンピアスカイと一緒に鋭い末脚で差してくることも十分有り得る。

おすすめ買い目

馬単 2→1 1→2 2→9 9→2 2→10 2→5 2→6

 

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