Odds Park 競馬

　以前より４歳馬の活躍が目立たなくなった気のするＢ－１特別だが、やはり明け４歳馬が頑張ってくれないと競馬は盛り上がらない。ということで、ここは唯一の４歳馬であるカサマツブライトから入ってみたい。やや決め手に欠ける印象もなくはないが、競馬はうまい。２走前にはこの条件で２着に入っているし、この枠ならモマれることもないだろう。相手はドリームダークアイ、カラカ、シークレットオースといったＢ－１特別勝ちのある面々。好調オヤカタも押さえたい。

　カサマツブライトは特別勝ちこそないが、格付け後、着実に位を上げている。２歳認定競走の勝ち馬。そろそろ特別でもいいところを。「気性的なものでどうしても単調になりがちですが、この条件でも通用する力はあります。枠も理想ですし２走前のように気分よく行ければ」。

　ドリームダークアイは叩いてきっちり変わるあたり、しかもこれまでにない逃げ切りとは、さすが特別２勝馬、ジュニアクラウン勝ち馬だ。「動きも良化しているし、体調は前走以上。順調に良化をたどっているよ。ここで結果を出して、次のステップにすんなりいってほしいね」。

　カラカは時計更新こそなかったが立て直されて連勝。府中1300ｍを逃げ切り中央で１勝しているだけはあるようだ。顔ぶれが変わっても!?　「前走が圧倒的な競馬だったし、出来に関しては何も問題ない。もともとが短距離志向の馬だし、距離も合う。もうひと押し期待したいね」。

　シークレットオースは２組に下がれば、というより、自身の力を発揮すればＢ級上位なのは間違いない。１組でもまともなら好勝負可能だ。「落ち着きがあって馬の状態はいいと思うよ。平常心で走れば前走くらいはやれて当然の馬だし、うまく立ち回ればこの条件でも」。

　オヤカタは軌道に乗ってきたといえるのは４、３走前の時計が悪くないし、２走前の先着馬がこの条件を勝ったから。特別でもそこそこは。「時季的にも今ごろがベストじゃないのかな。相手関係は一変したが、前開催の勝ち馬とは２走前に頭の上げ下げ。遜色ないはずだよ」。