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　経験を積み確実に成長しているキンメダル。660キロなら持ち味であるスピードとキレを存分に発揮できる。好勝負期待。オープンからの降級となるハクタイホウが相手も、好調を持続しているカゲホウトウ、地力強化目立つマツカゼウンカイにもチャンスあり。追走で手間取らなければカイシンゲキも圏内進出可能。

　キンメダルは５歳条件で厳しいシーズンとなった昨年度。それでも経験を積んで終盤戦では自己条件でも上位争いしていたように、確実に力をつけている。今季は降級してＡ２クラスからのスタート。スピードとキレで勝負したいだけに、斤量が軽くなるのはプラス材料。久々を苦にするタイプでもないし、好勝負が期待できる。

　ハクタイホウはオープンの２番手とはいえ、勝ち星を挙げているように、Ｂ１クラスに降級すれば実力上位。２月から休養に入り、他馬より間隔は開いているが、春先から力を出せる馬だし、そこまで気にしなくてもいいだろう。ここなら持ち前のスピードと登坂力で勝負可能。

　カゲホウトウは休催明けでも、仕上がりは悪くないし、力を出せる状態。オープンからの降級馬もおり、相手は強化されているが、この中に入っても力では見劣ることはないだろう。持ち時計上位の存在で660キロならチャンスが十分にある。

　マツカゼウンカイは４歳限定となった前走は斤量に恵まれた面があったとはいえ、障害をひと腰でまとめて直線抜け出し快勝。昨年一年で確実に力をつけている。今ならこの中に入っても通用しても不思議ではない。決め脚を生かせるようなら一発可能。

　カイシンゲキはオープン格付けとなった昨年度は26戦して４着が最高着順とひと息のシーズンだったが、今季は降級してＡ２クラスからのスタート。下のクラスとの混合戦と組み合わせが楽になっているし、ここなら互角にやれるはず。