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　障害での膝の甘さがあるセンゴクエースにとって680キロと斤量が一気に軽くなるのは好材料。一線級相手でも互角以上にやれる力を持っているし、ここは首位争い可能。実績上位で通るオレノココロが相手も、仕上がり良好なコウシュハウンカイも無視できない。地力強化目立つサクラリュウに注意。

　センゴクエースは古馬重賞に本格参戦した昨年度はドリームエイジカップの重賞１勝に終わったが、慣れが見込める今季は更なる飛躍が期待できる。春先の軽い荷物なら障害で膝の甘さを出す心配もないし、持ち前のスピードとキレを生かせる。一線級相手でも互角以上にやれる馬。仕上がり良く、首位争い可能。

　オレノココロは前走でばんえい記念連覇を成し遂げてばんえい最強馬の地位を不動のものとした。今回は番組改編で一気に斤量が減量されるが、砂の入れ替えで脚抜きが悪くなっている今の馬場なら極端に時計が速くなることはないし、久々の軽い荷物にも対応可能。力を出せる状態に仕上がっており、勝ち負けが期待できる。

　コウシュハウンカイは前走のばんえい記念は決め手の差が出て３着に敗れたとはいえ、障害をスンナリとまとめて見せ場十分。17日に行なわれた走路練習で素軽い動きを見せており、力を出せる状態にある。680キロなら末の甘さを出す心配もない。持ち前の登坂力を生かして押し切りも狙える。

　サクラリュウは昨年度岩見沢記念、帯広記念で２着と重賞で差のない走りができていたように、確実に力をつけている。持ち時計で見劣ることはないし、多少、時計が速くなっても対応できる。中間も元気一杯で仕上がりに関して不安のない状態。侮れない。