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2018年4月10日   陽春特別B1一 (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   叩き2走目と展開利で古豪ニシノイーグルが巻き返す!
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中村 龍海

sonoda03.jpg先週の傾向から先行有利の馬場は承知だが、早めからペースを上げたい馬が揃ったここは差し馬優勢の展開になると予想。本命はニシノイーグル。前走は一頓挫明けだった上に内枠も仇になり度外視。勝った2走前同様の気合乗りが戻った今回は反撃必至。同じ差しタイプのキザシは気難しさがある分で対抗評価としたが、久々に乾いた馬場で競馬ができそうな今回は変わり身が十分見込める。メリークンは逃げがベストと思えるだけに同型1号馬との兼ね合いがカギだが、仮に番手からとなってもまず崩れはなさそう。ムラ駆けタイプも力は五分のカリテスグレース、乾いた馬場微妙も絶好枠を引いたスマイルプロバイド、馬体絞れればエイシンシエルの巻き返しも。

ニシノイーグル…前走は間隔が開いた割には軽め調整だった上、最内枠が災いし一度最後方まで下げざるを得ない形となったことが敗因。前走と比べればこの中間は頗る順調で、今回は力をフルに発揮できる状態にある。外枠も本馬にとってはレースがしやすく、流れも向きそうなここは2走前の再現があっていい。

キザシ…耳を絞る面があるなどアテにしづらいタイプだが、少なくとも近2走の着外は前が残りやすい道悪馬場が大きく影響した。3~4走前の走破時計から図ればここで勝ち負けできる力は十分に備え、乾いた馬場、展開利が見込める今回は一変可能なはず。

メリークン…前走の着順アップは馬自身の良化があったことはもちろんだが、単騎逃げに持ち込めたことも大きな要因。今回は強力な同型が相手だけにハナを奪えなかった際の不安は残るが、ほぼ勝ちに等しい内容だった前走からも現級ならまず上位争いは堅いと見る。

カリテスグレース…どちらかと言えば道悪の方が安定して走る傾向にあるが、乾いた馬場でも気分良くレースを運べれば問題ない。臆病な面があり極端に揉まれないことが好走条件も、実際に現級を勝っている実力馬だけに常にマークは必要。

スマイルプロバイド…連勝はいずれも得意の道悪だっただけに乾いた馬場では割り引かざるを得ないが、暖かい時期に入り調子自体が上がってきた可能性も十分考えられる。最内枠を引き、今回も単騎逃げ濃厚となれば依然注意が必要か。

エイシンシエル…ソラを使う面があったりと元々アテにしづらいタイプだが、前走に関しては馬体増も伸びを欠いた要因だろう。3走前は今回と同じ3番枠で僅差2着。間隔を詰めて使うことで馬体が絞れるようなら巻き返し可能。

おすすめ買い目

馬単 8→5 5→8 8→6 6→8 8→4 4→8 8→1 8→3 5→6 6→5

 

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