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2018年3月27日   DASH柳津・福山駅前特別A2 (園田競馬)  

園田競馬   第10レース   立て直しを図ったヨウチエンコースの末脚が炸裂
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 西依 龍宏

sonoda07.jpg 前走は3日間すべて不良馬場、逃げ馬の粘り込みが目立った。良馬場が予想される今週は傾向も変わりそう。本命はヨウチエンコース。前走は兵庫転入後初めて敗れたものの、1コーナーに入る前にゴチャ付く場面があり、あれでリズムを崩してしまったのが響いた模様。デキ落ちはなく、クラス2走目の慣れも見込めば十分見直せる。ウインゴスペルの前回は勝負どころで一瞬追い出しを待った分の差。復調は明らかで、ここは改めて上位争いの期待。6着に敗れたとはいえ見せ場を作ったビナイーグル、3走前JRA交流3着があるエイシンファイヤームッシュレノは前走番手から抜け出し勝利と収穫のある一戦。トウケイアローは展開がハマれば。

ヨウチエンコース…転入初戦(B1)は1年7カ月ぶりの一戦だったが、ブランクをまったく感じさせない走りで完勝。2戦目は勝って同条件のため斤量57キロを背負うも、向正面で仕掛けられるとスーッと反応し先頭集団へ並びかけ、直線半ばで抜け出しV。その内容からA2昇級戦でも…と期待され、一番人気に推された前走は、前半にゴチャ付く場面がありそこでリズムを崩してしまった様子。それでも2着と0秒5、3着とは0秒2差とクラスにメドの立つ走りはできていた。前回より相手が手頃になったここは差し切りのチャンス十分。

ウインゴスペル…5カ月近い休み明けからの復帰初戦は12着だったが、その後7→2着と叩いて着実に前進。前走は着順こそ後退してしまったが、勝ち馬との着差は0秒2と僅かだったし、勝負どころで一度追い出しを待たされる場面があってのものなので、寧ろ完全復調をアピールしたと捉えられる。元々A1で好走していた実績や地力を考えればここも当然重い印が必要に。

ビナイーグル…叔父にJRA重賞2勝、2010年JCダート(現名称:チャンピオンズカップ)2着のグロリアスノアがいる。本馬は成績だけ見ると芝馬の感じだが、2歳時の寒椿賞(500万下、4着)では後にDG競走7勝を挙げるケイティブレイブに先着するなどJRAダート5戦で2度入着という実績あり。兵庫転入初戦の前走はテンに置かれて中団よりやや後ろからの展開になり、結果は6着と案外だったものの、向正面でスパートを開始して4角で先頭を射程圏にとらえるなど見せ場は作った。プラス28キロの馬体も一度叩いたことで絞れるだろうし、前進は必至か。

エイシンファイヤー…3走前はJRA交流競走で3着に健闘、降級戦の前走も着順ほど離されていなかった。昨年9月の現級戦では'16年ダービー馬で、先日の六甲盃を制したノブタイザンを撃破するなどA2戦での成績は(2.0.1.1)。地力のある馬だし、追い切りの動きも良かっただけに、ソロソロ一発があっても。

ムッシュレノ…ベストは逃げだが、前走は番手に控える競馬で抜け出しVと、進境を示す好内容だった。ここ5戦で崩れたのはスタートで後手を踏み、尚且つ直後に両隣の馬から挟まれ前をカットされ、後方からの競馬を余儀なくされた2走前だけ。今回A2昇級戦、同型馬の出方がカギとはいえ、状態は依然好調だし、スンナリ前に付けることさえできれば。

トウケイアロー…決め手が甘く勝ち切れないレースが続いているものの、前走は勝ち馬から0秒3差、4走前は0秒1差とあと一歩のところまで詰めており、地力自体は他馬にヒケを取らない。気難しい面があるので、気分を損ねることなくリードできるかがポイントに。

おすすめ買い目

馬単 3→2 3→4 3→7 3→12 3→11 2→3

 

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