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2018年3月13日   若草賞(SP1) (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   地元の期待を一身に ウォーターループ
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

nagoya05.jpg GDJ3歳シーズンの開幕戦。名古屋で行われるようになって5回目で、これまでの4回は他地区馬3勝、2着3回、3着2回に対し、地元馬は1勝、2着1回、3着2回。近年他の3歳重賞同様、遠征馬が優勢である。今年も5頭の参戦があり、その中ではエグジビッツレコパンハロウィーミネオラチャントゥリパエリザベスセーラの順としたが、それぞれ不安がなきにしもあらず。ならばここ目標に準備は万端の地元ウォーターループの逃げ切りに期待する手もありだろう。

 ウォーターループは行き切って3着なら納得。0秒9差だが先着2頭は強力牡馬だ。今度は牝馬戦でホームの1400m。行ってしまえば!? 「前開催は相手関係を考慮して自重したまでで順調な過程だが、問題は展開面。現状では控えても味がないので、逃げて自分の競馬ができるかどうかが鍵になる」。

 エグジビッツはGDJ2歳シーズン覇者の3歳初戦。遠征には慣れっこだし、ほかより力の程も分かっている。屋内坂路のある北海道からなら。「年明け初戦ですが、入念に乗り込んでいますし力を出せる仕上がりです。ハナにはこだわりませんが、前々で競馬をしたいですね。好勝負を期待しています」。

 レコパンハロウィーはほぼ大差だが梅桜賞2着。エンジンのかかりは遅いが、長く脚が使える。園田ではこの距離でも突っ込んできている。「前回の輸送時もおとなしかったしコース2度目の上積みもあるはず。気が乗り過ぎると良くないので追い切りは長めからの馬なりだが、全体的にいい動きだった」。

 ミネオラチャンはテンに行けぬが繰り出す脚はなかなか。そのひと脚をどこでどう使うか。そういう意味ではこういう距離の方がいいかも。「トモに力強さが出て、追い切りもいい動き。確実にパワーアップしている。問題は初めてのレース輸送。とにかくこの点だけが気になる」。

 トゥリパは相手がそろうと?という印象がなきにしもあらずだが、逃げた2走は1、2着で認定勝ちをゲットしている。積極策に注意。「坂路で乗り込んでの帰厩。カイバはしっかり食べているし、体調は問題ない。調教の動きも休養前より良くなっているし、大きな馬体減がなければ格好はつけられるのでは」。

 エリザベスセーラは秋に1750mの認定を2勝。その後勝ててないが、久々の1400mがいい方に出るようなら。マクッた前走が契機になるかもしれない。「小柄な牝馬ですし、輸送もあるので乗り込み中心の調整で問題ないと思います。強い相手もいるようですが、気性的にはこれくらいの距離がベストなので、あとは初めての輸送競馬をうまくクリアしてくれれば」。

おすすめ買い目

馬単 7→11 11→7 7→10 10→7 7→12 12→7 7→3 3→7 7→9 9→7

 

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