Odds Park 競馬

　今年最初の交流戦は地元馬が勝利。ならばここも…といかないのが交流戦。顔ぶれがガラリと変わるし、今回はより劣勢の1800ｍ戦だから。だが、ここに回されてきたヘイローフォンテンは中央時に500万条件を２勝。つまりここに出走の中央馬より格上的存在なのである。前走は落鉄がありながら重賞で見せ場たっぷりの５着。交流戦でも楽しみだ。中央勢では地方初のサンマルエンパイア、クリノピョートルを上に取り、交流でそこそこのゴテツ、パイオニアゴールドをその次に。

　ヘイローフォンテンは重賞の速い流れを積極的に追走して０秒６差４着。中央の３勝は1800ｍ以上だし、500万との交流戦ならむしろ優位感!?　「オープンでも落鉄の不利があってあの内容なら上出来では。1800ｍなら力は出し切れると思うし、あとはここでの力関係だけだね」。

　サンマルエンパイアはほぼ一貫して1800ｍという点にある種、好感が持てる。京都の重馬場とはいえ２走前の時計は優秀。交流戦なら押し切れても。「久々は苦にしないよ。それにコーナーの多い笠松1800ｍなら息を入れやすそう。期待したい」。

　クリノピョートルは中央の500万で差のない３着２回は実績上位。前に行く脚もある。叩き３走目で交流戦。注目せずにはいられない。「ソエの心配があるから無理使いを避けてここまで待っていた。先行できる脚質。笠松は合うと思うし、上位を争えそう」。

　ゴテツは名古屋と園田の交流戦で３着あり。ややジリッポい感じもするが、バテないタイプだ。早めの始動で勝機を見いだしたい。「攻め気配は悪くないし、12月以来でも力を出せる状態です。もう少しやれても」。

　パイオニアゴールドは３連続の未勝利交流は②②③着。道営で２勝して中央へ戻り、また交流路線はこの厩舎らしい。500万も３走目でさらに。「前走は４角でふくれる場面が。普通に回ってきていれば、もっと際どい結果になっていたでしょう。距離が延びるのはプラスですから、前につけられれば」。