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2017年12月30日 オッズパーク・マキバオー杯A1 (園田競馬) ツイート
園田競馬 第10レース 3歳馬ナチュラリー本格化の兆し
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中司 匡洋
今回は9頭立てながら実力馬、好調馬が多く揃った一戦。なかでも注目したいのは3歳馬のナチュラリー。前走の兵庫ゴールドカップは2着だったが、番手から早め勝負に出ての結果で負けて強しの内容だった。持ち前のスピードに加えて、最近は粘り強さも備わってきた印象。斤量にも恵まれた今回はチャンスと見る。インディウムは、前走10着と大きく負けたが、当時は7月以来の久々でもあった。年齢を重ねて短距離指向が強く出てきている現状から考えれば、今回の距離短縮もプラス。ここは改めて。斤量は1キロ増えるが、しぶとさ比べで無類の強さを発揮するビッグリバティも引き続き圏内。逆に展開が落ち着くようならベルサリエーレの反撃も。自己条件戦では安定しているハタノキセキ、調子を上げてきているアルカナにも注意必要。
ナチュラリー…前走の兵庫ゴールドカップは勝負どころから勝ち馬とゴール前までマッチレース。最後の最後は捕まってしまったが、競り合った相手が重賞6勝馬バズーカだったことを考えれば大健闘と言える内容。その前走から今回は斤量も2キロ減と条件好転。大いにチャンスがありそうだ。
インディウム…近走は折り合いに難しいところが出てきており、前半ペースが落ち着きやすい園田の中距離戦は合わなくなってきているように感じる。今年の成績を見ても1400m戦では2勝しているのに対し、1700m以上では未勝利。叩き2走目と得意の距離なら一変しても。
ビッグリバティ…前走はメンバー最速の上がり時計だったが、基本的には上がりの掛かる競馬でこそのタイプ。そこから考えると、先行型が多い今回のメンバー構成は願ってもない舞台。道中インで置かれず追走できれば。
ベルサリエーレ…前走は2着だったが、後続馬に早めから来られる形になっていたことを考慮すれば悪くない結果。以前のようなペースアップで置かれることもなくなり、本来の動きが戻ったと見てよさそうだ。
ハタノキセキ…長くは使えないが、一瞬は切れる脚が使えるタイプ。3走前には同条件戦で勝利を収めており、当時のような番手でうまくタメを作っていく形に持ち込めるかが圏内突入のカギになりそうだ。
アルカナ…休み明けから叩きつつ反応は良化してきており、前走も頭数や相手関係に恵まれた部分はあったにせよ、鞍上も余裕を持って仕掛けて行けるぐらいの気配だった。昇級戦でも先行激化なら。
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