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2017年12月30日 ライデンリーダー記念(SP1) (笠松競馬) ツイート
笠松競馬 第9レース 笠松で開花 チェゴ
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之
ここは当地で一変した走りを見せるチェゴに注目する手。この2走が相手関係もさることながら1600mで1着、2着が大きな強みになる。要注意はウォーターループ。名古屋で3、4番目といった馬だが、着実に力をつけているし、ここは先手も取れそうだ。中央挑戦で経験値を上げているようならバレンティーノも侮れない。2走目リボース、きっかけつかんだスミセイアモーレ、マーメイドモアナを押さえる。
チェゴは道営時の走りを見ると追ってからに課題がありそうだったが当地ではむしろ望むところといった感じ。地元の牝馬同士なら順当に。「砂をかぶって嫌気を出していたのでホライゾネットを試してみたい。落ち着きがあっていい感じだし、限定戦ならチャンス十分だろう」。
ウォーターループは初めての認定競走時は相手もそろって6着だったが、以後はオール連対とすぐに順応している。初コースさえこなせば。「ソエはすっかり治まり、しっかり負荷をかけて追い切れるようになってきた。体調は充実しているよ。できれば本番前に使いたかったが、規定で出張できなかった。テンションが高めだから、平常心で臨めるかどうかになるね」。
バレンティーノは道営の認定新馬を豪快に差し切っている。当地に来てからは安定した末脚を披露。中央遠征を糧に2走前の差を詰めたい。「芝の適性もあったと思いますが、前走の競馬はちょっとしたもの。疲労感もなく気力は充実していますしうまく末脚を引き出せれば」。
リボースは道営の認定新馬を勝った後は全く歯が立たないが、かの地の上の方との話。何かと上積みがありそうで前走以上も期待できる。「初戦はチグハグな競馬になってしまいましたが、まずまずの走り。鞍上も感触はつかんでくれたと思います。変わり身を期待したいですね」。
スミセイアモーレはつきものが落ちたかのように2連勝。2走前は相手も相手だが、前走の時計ならここでもとも思えなくはない。「名手に依頼してやっと覚醒してくれたね。今回は手替わりで臨むが、馬体さえ維持できていればそう見劣りしないはずだよ」。
マーメイドモアナは地元デビュー馬限定の認定とはいえ5走ぶりに勝つことができた。母は2、3歳重賞戦線で活躍。自身も続きたい。「無駄使いしないでここまで待ったし、体を丸く見せて状態はすごくいい。まだ母の域には達していないけど、流れに乗った競馬ができれば」。
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