Odds Park 競馬

　古馬相手になっても連勝を伸ばし、転入以来５戦５勝としたアスタークライ。着差はわずかだが、逆に勝負強さを評価したくなる。この日程で出てくるからには６連勝に期待。ただ、辛勝なのは間違いないわけで、前走案外とはいえシャドウウィザードやコウエイサムライ、テイエムシャンパン、アスターオーシャンあたりの裏目は一考の余地ありだろう。

　アスタークライは中央では３着までだったが、当地に来て素質開花。行けなくても差はわずかでも負けていないことに意義。まだ追う手。「最近は少し太め傾向にあり、連闘でマイナスになる要素はないはず。この条件でも遜色ない能力があるとみているし、期待感があるよ」。

　シャドウウィザードは前走案外で２走前は時計平凡ゆえとの見方も出てくるが、あの馬場であの勝ちっぷりは簡単にできぬはず。いま一度。「前走はブリンカーを装着したのですが、逆に掛かり過ぎてしまって末をなくしてしまいました。今回は外します。本来の末脚勝負で巻き返したいと思います」。

　コウエイサムライは６、７走前になるが交流戦や１組で善戦しただけはある。勝ち切れないのはご愛嬌。ここも堅実な差し脚で応戦する。「トモに疲れはあるが前走時と同じような感じで、連闘でも維持はできている。好位からロスなく運べれば善戦できると思うけどね」。

　テイエムシャンパンは着順を落としたといっても０秒４差。時計的には詰めたといっていい。距離慣れも見込めるし、評価は下げられない。「前走は予想外に馬体が減っていたし、初戦からすれば物足りない内容だった。連闘の今回は果たして…」。

　アスターオーシャンはここにきてやや足踏み。馬場の影響を大きく受けている一頭だろう。前走が気にならなくもないが、馬場が向けば。「前走はコースロスがあったにしても負け過ぎだったねえ。状態は上がっているはずなんだが…。今回の走りを見ないと何ともね」。