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2017年11月23日   浦和記念 (浦和競馬)  

浦和競馬   第10レース   オールブラッシュが混戦を制する
全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬

urawa02.jpg【中央所属馬の評価】
 オールブラッシュは昨年の川崎記念でサウンドトゥルーを3馬身離して逃げ切り勝ち。やや単調な面はあるがすんなり先手を取れれば強い。コーナー6つの浦和2000mはこの馬向きで、大外枠だが徹底先行で。

 クリノスターオーは「平均ペースの先行馬」といった感じのタイプ。中央、地方を問わず、中~長距離では大崩れしない堅実派だ。血統的にも晩成型で、7歳になるがまだまだ衰えはみられない。

 ナムラアラシはJRAダート1800~2000mで4勝の実績。金沢の白山大賞典は決め手を欠き5着も、初の地方競馬とすればまずまずの結果か。再び先行するか、あるいは終いを活かすか、パワー型だけに混戦になれば浮上も。

 マイネルバサラはJRAダート4勝中、3勝が1800m。補欠からの繰り上がり出走だが、近走の勢いと距離適性は無視できない。レースぶりに幅あり、小回りコースもこなせるはず。

【地方所属馬の評価】
 ヒガシウィルウィンは地方馬7年ぶりのジャパンダートダービー制覇。正攻法のゴール前差しだけに価値ある。浦和コースはニューイヤーカップで経験済み。休み明けになるが、帰厩後も入念に乗り込んでいるだけに、不安はないだろう。

 グランディオーソは3年前の2着馬。浦和コースは【0・2・0・0】とこの馬の爆発力を短い直線では活かし切れないか。【8・3・1・1】の御神本騎手に手が戻ったのは好材料だ。

 エンパイアペガサスは水沢からの遠征馬。昨年から今年にかけてのオフシーズンは浦和に移籍し、報知グランプリカップに勝っている。浦和コースもけやき賞に勝っていて、コースも経験済み。流れに乗れれば。

 バルダッサーレは脚部不安もあり近走ひと息のレース。不安自体は解消しているので、あとは気持ちの問題か。立ち直れば通用のレベルにはある。

 タマモホルンは昨年、渾身の逃げで5着。鉄砲は走るが、遠征明けとなる点が不安か。見せ場があれば。

 ポイントプラスは通算17勝、浦和【2・0・1・0】と得意にしているが、ダートグレード競走となると分が悪い。

 ストゥディウムは長らく低迷しているだけに、再浮上のキッカケが欲しいところ。

【解説者の予想】
 JBCクラシックからはだいぶ落ちる顔ぶれだけに、展開ひとつで川崎記念の再現も十分期待できるオールブラッシュが最有力だろう。大外枠だけにスタートとペースがカギになる。ヒガシウィルウィンはジャパンダートダービー以来のレースになるが、次走に予定している東京大賞典に向け、目処以上の結果が欲しい。
 クリノスターオーはオールブラッシュの出方次第。逆にナムラアラシは先行争いが激しくなればチャンスある。グランディオーソも同様で、逃げ争いとペース次第で結果が大きく変わりそうだ。

◎オールブラッシュ
○ヒガシウィルウィン
▲クリノスターオー
△ナムラアラシ
△マイネルバサラ
△グランディオーソ

おすすめ買い目

馬単 11→4 4→11 11→5 5→11 11→3 3→11 4→5 5→4 11→7 11→9

 

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