Odds Park 競馬

　本日のメインは、３歳馬による地方全国交流・中距離重賞「ダービーグランプリ」（Ｍ１、３歳オープン、右回り、ダート２０００ｍ）。北海道２頭、南関東２頭、金沢１頭、高知１頭が参戦。他地区ＶＳ岩手勢。注目のレースは北海道三冠がかかった王冠賞で岩手ベンテンコゾウが３着に敗れて北斗盃、北海優駿の二冠。そのレースを制したスーパーステションとの対決が水沢で再び。地元の利もあり、今度は逆転まで。強烈な末脚で西日本ダービーを制した高知フリビオンは長距離輸送がポイントも19戦15勝の数字は魅力。力さえ出し切れれば大井クラキングスの圧倒まで考えられる。岩手ダービー馬キングジャガーには上昇度と枠順の利があり、金沢ムーンファーストも底は見せておらず怖さ十分に。

　◎　ベンテンコゾウ…休み明けを危なげなく突破。北海道三冠目は逃したが、①①③着の成績は全国区レベルといえる。さらに上昇あり、地元で注目大。

　○　スーパーステション（北海道）…王冠賞は他を寄せつけず７馬身差の強さで初重賞制覇。その後の充実ぶりも際立っており、勢いに逆らう手はない。走りに注目を。

　▲　フリビオン（高知）…エンジンが掛かってからの破壊力は強烈で西日本ダービーを制す。遠征競馬を克服は心強く、小回り19戦15勝なら水沢も不安なし。

　△　クラキングス（大井）…心房細動で前走まさかの競走中止。南関東クラシックで⑤⑨④着の成績を残し、２０００ｍは２勝の実績。後遺症なければＶ争い。

　△　キングジャガー…スピードを武器に岩手ダービーを含め、目下４連勝と充実著しい。２０００ｍは２戦２勝、今回は地元コース。地の利を生かすか。

　△　ムーンファースト（金沢）…３走前のサラ大賞典は発馬で後手踏み強引な競馬が大敗の原因。ＭＲＯ金賞勝ち、西日本ダービー２着と地力確か。渋太さが売り。