Odds Park 競馬

【結論】
　2017年度のホッカイドウ競馬のフィナーレを飾る大一番。本命は昨年２着の雪辱に燃えるオヤコダカだが、前哨戦の瑞穂賞を完勝したドラゴンエアル、昨年３着のジュエルクイーンも更にパワーアップした今年の走りならチャンス十分。道営では６戦４勝、２着１回と迫を見せていないステージインパクト、４歳の雄スティールキングにも警戒が必要。

【詳細解説】
　オヤコダカは前哨戦の瑞穂賞で３着敗退も、今年は地元重賞で３勝の活躍。これまでの戦歴を見ても、道営最強馬の評価は変わらない。中間の動きは前走以上で、ここ目標に態勢も万全。今年こそ、道営記念優勝で2017年度のシーズンを締めくくる。

　ドラゴンエアルは瑞穂賞で２着馬に４馬身差をつけて勝利。58キロを背負ってあの強さは本物とみていい。過去５年で道営記念を３勝している田中淳司厩舎の所属馬でもあり、2000メートルも問題なし。今回も好勝負を期待。

　ジュエルクイーンは昨年の道営記念３着馬で、２着のオヤコダカとは０秒１差の接戦だった。今年は他地区も含め、牝馬重賞で３勝をマークしているが、牡馬相手でも互角に渡り合っている力を評価。昨年以上の成績を目指す。

　ステージインパクトは前走２着に敗れ連勝は３で止まったが、道営転入後は６戦４勝、２着１回の好成績を上げている。崩れたのは内回りを走った一度だけ。門別の外回りでは連対を外していないし、ここでも侮れない。

　スティールキングは今年重賞では入着止まりだが、それでも一線級相手に毎回上位を争っている力は認めていいだろう。中間はいつも以上に攻め馬を消化して、デキは間違いなく前走以上だ。56キロなら一発警戒。