Odds Park 競馬

　転入後（11 10 2 1）と堅実無比のリョーシンヒナタ。ここ２走は前を行く僚馬が相手だったので競馬もしづらかったか。連闘で臨めるように出来はよさそうだし、ここはペースが握れる顔ぶれ。２着続きに終止符を打つ。これを負かすとするなら決め手が炸裂したときのヒロノカマオレのみ。良化アカデミックドレスが続くが、半信半疑の面はある。これが走らなかったらドニゼッティが流れ込むという図式でいいだろう。

　リョーシンヒナタは名古屋でも屈指のレース巧者。前走もスッと２番手を確保している。この日程で臨めるのは出来のよさゆえ。今度こそ。「日曜日から調教を再開したが、特に疲労感はなく問題ない状態だね。このところ勝ち切れないでいるけど内容自体は悪くないから、ここも差のない勝負ができるとみている」。

　ヒロノカマオレは馬場もあろうが行ったら行ったで甘くなる？　コーナーはひと息も、直線で切れるのがこの馬本来の姿。いま一度。「一連の出来はあるし、この頭数ならロスなく運べそうだからね。善戦も可能ではないかな」。

　アカデミックドレスは成績からは狙いづらいが、陣営の感触、攻め馬の動き、そして対戦相手からすると上向き気配に乗ってみるのもアリ!?　「これから寒くなって上向く体質でその兆しがうかがえる。連闘を避けて二次戦目標に調整してきたし、期待感を持って臨むよ」。

　ドニゼッティは気配自体はずっと悪くないが、入着前後の走りがやっと。これが現状の力関係だろう。そういう意味ではこの顔ぶれだと３着なら。「特に変化は見られない。今度も自身の時計では走れそうだが、上積みとなると展開ひとつだろう」。