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2017年11月 3日   JBCクラシック (大井競馬)  

大井競馬   第9レース   アポロケンタッキーが第17代砂の王者に
全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬

ooi03.jpg【中央所属馬の評価】
 アポロケンタッキーは前走日テレ盃では4頭の叩きあいをしぶとく伸び勝利。昨年大賞典同様、直線入り口で先頭に並びかける勝ちパターンに持ち込めればここでも有力な一頭。

 サウンドトゥルーは前走日テレ盃ではクビ差届かずも、早めに動いたうらみがあったか。大井2000m【1-1-2-1】の安定感、脚質から取りこぼしもあるがペースが流れる本番の流れは向く。

 アウォーディーは国内ダート【6-2-1-0】といまだ底が割れない。気の悪さを闘志に変えるこの鞍上の巧みなエスコートで昨年ホッコータルマエを完封。同じ休み明けも、ドバイ帰りで急仕上げの前走とは雲泥の差だ。

 ケイティブレイブは前走日テレ盃は後続の切れ味に屈したが、いったん先頭の正攻法は試走としては合格点。逃げ馬と思いきや、帝王賞では追い込みを決めるなど不気味さはメンバー1。今回どう進めるか。

 オールブラッシュは川崎記念で鮮やかな逃走劇も以降2戦は精彩を欠く。ウォーエンブレム産駒らしく気持ちが結果に直結するが、力自体は見劣りしない。気分よく走れるかがすべて。

 ミツバは一線級との対戦は川崎記念4着が一応の結果も、その後マーキュリーカップを勝つなど地力強化も目覚ましい。ゆったり乗れる大井2000mは合いそうで、再度試金石。

 グレンツェントはメンバーそろった東海Sを勝利。その後2戦は期待を裏切るが、ダート【6-2-1-2】。4歳と若く、上を目指せる器。リフレッシュも完了、世代交代へ導く。

【地方所属馬の評価】
 サブノクロヒョウは前走積極的な競馬が奏功しカツゲキキトキトを撃破の大金星。大幅な相手強化は間違いないが、楽しみな一戦だ。

 タマモネイヴィーは連闘を意に介さぬ精神力、末脚の爆発力は目を見張るものがある。JRA4勝、当時オープンには届かなかったものの、ここで一矢報いたい。

 バルダッサーレは昨年ダービー馬もそれ以降凡退競馬が続く。取り消し明けの前走は14着。力は認めるがまずは見せ場。

 スパイアはかつての上がり馬も現状は自己条件で入着前後。恵まれてもどこまで。

 ハーキュリーズはJRA4勝はすべて芝。浦和転入後は丸2年馬券に絡めず闘志にも衰えか。

 フェスティヴイェルは下り坂での転入以降5戦オール着外。6歳だが、現状から上がり目は薄いか。

【解説者の予想】
 アポロケンタッキー中心だろう。ドバイ遠征後の帝王賞こそ凡退したが、立て直しての日本テレビ盃完勝となれば、昨年の東京大賞典も改めて評価できる。
 型通り変わり身あれば逆転も十分可能なサウンドトゥルーが強敵だが、アウォーディーも休養明け実績あるし、ケイティブレイブも鮮やかな勝利だった帝王賞の再現を狙う。

◎アポロケンタッキー
○サウンドトゥルー
▲アウォーディー
△ケイティブレイブ
△オールブラッシュ
△ミツバ
△グレンツェント

おすすめ買い目

馬単 10→8 8→10 10→1 1→10 10→12 12→10 8→1 1→8 10→3 10→5

 

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