Odds Park 競馬

　丈夫とはいえず、力を発揮できない場面もしばしばのウォーターディルが、そういう相手関係だったとはいえ前走では久々にらしさを見せた。陣営の感触も悪くなく、この日程で出られるのなら中心視。番手で続くであろうコンスタンシーのプレッシャーに打ち勝てば結果がついてくるはずだ。いずれか（あるいは両方？）が止まるようならトーホウグローリー、ダイワナッティーが浮上。押さえにエイシンパサート。

　ウォーターディルは体調整わず昨年後半のようにはいかない今年だが大事に使われてきたこともあって徐々に復調気配。となればもう一丁。「前走後は反動などはなかったし、順調な過程で調整できたからね。相手次第だが、具合がいい時だから頑張ってほしいよ」。

　コンスタンシーは当地着外は中央500万に戻った時に来たＡ－３交流こそ５着だったが０秒４差。地方馬同士では負けていない。Ｂ－１特別ならまだやれるはず。「暑さの影響を感じますが、体調維持はできています。最終日から初日へと日程が詰まりましたので、中間は乗り込み主体。ここでの力関係に尽きると思います」。

　トーホウグローリーは折り合いに課題があって伸びあぐねる場面もあるが、大きな崩れはない。自身の力を発揮できれば特別でも好走可能。「夏負けっぽい兆候があったから前開催は休養に充てた。まだ折り合い面が難しくて課題があるし、勝ち組で条件的にもどうかと思う」。

　ダイワナッティーは中央500万は２走で去ることになったが、名古屋に来てオール連対。下級とはいえ大井で３勝しただけはありそうだ。特別でもそこそこには。「大型馬だが夏負けの兆候などはないし、体調はいいと思う。うまくさばければだが、そこそこで大きくは崩れないと思っている」。

　エイシンパサートは調教師勇退による転厩戦を勝利。好調は維持できているようだ。Ｂ－１特別は初めてだが、相手なりにやれそうな雰囲気がなきにしもあらず。「結果は出たが時計が平凡だった。ここでは荷が重い気がするよ」。