おすすめ注目レース

2017年8月15日   くろゆり賞 (笠松競馬)  

笠松競馬   第9レース   出てくるからには カツゲキキトキト
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

kasamatu09.jpg 重賞戦線に乗ってから初めてまともなブランクとなったカツゲキキトキト。攻め馬ではうるさい面を垣間見せ、追い切りの動きもいいころには及ばない。が、東海地区だけでなく、地方競馬の顔的存在。陣営もそのあたりは意識しており、それなりに乗り込んできてはいる。出てくるからには…か。相手はハイジャサルバドールハクイの粘り込みにアペリラルビーの差し込み。ヴェリイブライトも見限れない。今回の兵庫トーコーポセイドンは過信禁物。人気的に押さえに回す。

 カツゲキキトキトは言わずと知れた地方の雄。軌道に乗ってから初めてのブランク後で万全とはいかないだろうが、それでも力の違いで!? 「骨膜炎で厩舎で休養していたが、6月末から乗り出して日数的には足りていると思う。11日の追い切りもほぼ予定通りの時計で、動きも悪くなかったからね。休養明けで万全とは言えないが、地力で格好はつけてくれると思うよ」。

 ハイジャは笠松馬として名古屋の重賞を制し、溜飲を下げたのは記憶に新しい。船橋戦でもついて行ったスピードが魅力。先行力を生かす。「南関東に遠征して中2週だが、緩めず乗り込めているし、雰囲気はいいよ。距離も1600mまでなら大丈夫。この相手だから出たなりに臨機応変のレース運びで」。

 サルバドールハクイはサマーCが案外だったが、今回は(3000)の1600m。前走後はここ一本。笠松の大将が復権なるか注目したい。「休み明けはもうひとつだが、動きだけなら連勝で臨んだ昨年と変わりないくらい。あとは気持ちの問題かな。集中力に欠けるきらいがあるのでブリンカーを試してみるつもり」。

 アペリラルビーは牝馬戦とはいえ古馬相手の全国交流で見せ場。今回は混合だが半数は条件馬だし、一線級に不安ありなら切れを生かして!? 「間隔は詰まっているが、順調な過程で安定した状態。まあ自分でレースを動かせるタイプじゃないし、ここは古馬の一線級が相手。ある程度流れてほしいね」。

 ヴェリイブライトは番手で運んだ名港盃が思わぬ大敗。それまで出来が良さそうだっただけに暑さの影響が気になる。笠松ならとも思うが。「昨年と比べると暑さがこたえている感じはしますね。ただ、直前の追い切りの動きは良かったので、その点に期待しています」。

 トーコーポセイドンは岐阜金賞惨敗も金沢MRO金賞勝ちがあり、輸送がダメなわけではない。兵庫A2勝ちまでだが、今はそれでも通用!? 「追い切りは実戦を想定して3頭併せ。時計以上に中身のあるいい動きだったし、この暑さにも全く参っていない点もいいね。ゲートが速いので、すぐにコーナーのあるコース形態も合うと思う。できれば得意の軽い馬場になってほしい」。

おすすめ買い目

馬単 1→2 1→10 1→8 1→6 1→4

 

※投票の際は、締め切り間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

 

地方競馬ならオッズパーク競馬