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2017年8月 1日   ブリーダーズGJC (門別競馬)  

門別競馬   第12レース   サザンヴィグラスが無傷の3連勝へ
対馬 大樹

【結論】
内回り1600メートルに舞台を移しての2歳重賞。出走馬11頭中、コース未経験の馬が10頭だけに難しい一戦となったが、それでも新馬→栄冠賞を連勝したサザンヴィグラスの力を信頼したい。内回りでの大外枠は不安といえば不安だが、名手五十嵐騎手なら仕掛けどころがわかっているし、不安はない。重賞2連勝、そして無傷の3連勝で全国区に名乗りをあげる。相手は栄冠賞4、5着のストロングキックキタノシャガール。前者は距離を延ばした前走で2勝目をマーク。血統背景からも1600メートルも向くはずだし、強敵に揉まれてきた経験を生かしたい。後者はハイレベルだったスーパーフレッシュch競走Iの勝ち馬。ここ2戦は期待を裏切っているが、坂路と本馬場で攻め強化してきた今回は真価を問いたい。一戦毎に上昇を辿っているハーリーバーリー、初戦が強い競馬だったコスモウーノシュヴァルダムールにも警戒が必要。

【詳細解説】
 サザンヴィグラスは新馬→栄冠賞を連勝。栄冠賞2着のハッピーグリンが次走でターフチャレンジI競走、栄冠賞4着のストロングキックが次走でウィナーズch③競走を勝ったことで、今年の栄冠賞組のレベルの高さを証明。母は未勝利で引退したが、母の兄は2006年のダービーGP(当時GI)の優勝馬。血統背景も魅力だし、同馬のセンスの良さと素質なら、距離延長、内回りも克服可能だろう。無傷の3連勝で全国区に名乗りをあげる。

 ストロングキックはウィナーズch③競走を快勝し2勝目をマーク。栄冠賞4着は伊達でなかった。1700メートルの距離も無難にこなしていた。前走は少頭数で3角で一気にマクッていったが、相手なりに自在に動けるのが同馬の強み。栄冠賞馬はいるが、同馬もその時以上に力をつけているだけに目が離せない。

 キタノシャガールはスーパーフレッシュch競走Iの勝ち馬。その後2戦は期待を裏切っているが、先行力は2歳トップクラス。姉のドンプリムローズは1800メートルで重賞を勝っているし、この血筋なら距離が延びても心配はないはず。初めての内回りでも同馬のスピードを生かせれば好勝負可能。
 
 ハーリーバーリーの新馬戦は出遅れが響いて3着止まりだったが、2戦目のアタック戦で順当に初勝利。距離延長もプラスに出た感じ。連勝はできなかったが、前走はオープン特別で小差2着。脚質も自在で一戦毎に成長しているのがわかる。鞍上も魅力だし、今の勢いなら重賞でもチャンスあり。

 コスモウーノは好内容で能検を合格したが、デビュー戦も2着馬に8馬身差をつけての圧勝。かなりの素質を秘めていそう。相手強化、距離延長と今回は更に条件が厳しくなったが、新馬戦で見せた力は重賞級レベル。一発あっても驚けない。

 シュヴァルダムールは素質馬が揃ったスーパーフレッシュch競走IIの勝ち馬。デビュー戦で1700メートルを経験、この距離なら不安はない。前走後はここを目標に調整も万全。先週、王冠賞を優勝した阿部龍騎手が2週連続重賞制覇を決めるか。

おすすめ買い目

馬単 11→9 9→11 11→3 3→11 11→6 6→11 11→10 11→7

 

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