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2017年5月 4日   兵庫チャンピオンシップ (園田競馬)  

園田競馬   第10レース   圧倒的な存在感を放つリゾネーターの連勝濃厚!
全国公営競馬専門紙協会

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【JRA所属馬の評価】
リゾネーターは当レース過去4年で3頭の優勝馬を輩出した伏竜S好走組。その伏竜Sでは終始大外を回りながら4馬身差を付ける圧勝で、ブリンカーを装着したデビュー2戦目以降からは世代トップクラスのパフォーマンスを見せ続けている。レース振りから初の地方コースは問題ないはずで、ここも堂々主役を張る。

クイーンマンボはJRAダート2戦2勝。芝のデビュー戦も含めこれまですべて上がり最速と、まだ浅いキャリアながら追い出してからの瞬発力はこのメンバー中で最も優れている。前走の勝ち振りや走破時計から初の重賞舞台でも気後れはしないはずで、小回りの最内枠に対応できさえすれば。

タガノディグオは2勝目を挙げるまでに9戦を費やしたが、勝ったレースはいずれも後続を3馬身以上突き放したように潜在能力自体は相当高い。発馬難やソラを使う面があるなど乗り難しいタイプで地方コースへの対応がカギとなるが、伏竜S2着馬と僅差だった3走前の内容から地力はここでもヒケを取らず。

ノーブルサターンは昇級初戦の前走が案外も、休み明けだった上に後続に早めから寄られる形となり展開的にも厳しかった。現状では決め手勝負になると分が悪い印象だが、地方小回りで2走前のようにしぶとさを生かせるレース運びができれば変わり身があっていい。

シゲルコングは近走着外続きだが、前走に関してはスタートで大きく躓きながら強引にハナを主張するロスの多い競馬で大敗もやむなし。全体的に発馬が甘い上に砂を被ると怯む面もありアテにしづらいが、今回のJRA遠征馬で唯一地方馬場実績がある点は強み。その4走前同様に前々で流れに乗れれば。

【兵庫所属馬の評価】
ナチュラリーは1勝馬の身ではあるものの、昨年の兵庫ジュニアグランプリでは勝ち馬からコンマ8秒差まで善戦。その当時と比べメンバーレベルは上がっているが、この中間からホライゾネットを着用したことで本馬自身もさらなる良化を見せている。地方勢の中では唯一JRA馬に割って入れそうな存在。

ナムラアイドルは兵庫移籍後2戦していずれもシンガリ負け。ここでの変わり身は望みづらく、本質的に距離延長も微妙で。

キョショウは2走前のJRA交流戦でもハナを奪ったようにテンのスピードに関してはここでも上位。とはいえ前走が地元重賞で完敗と、現状ではここに入るとまだまだ力不足の印象。

ブラックトリガーは一走毎に精神面の成長は見せているが、兵庫Bクラスでも善戦止まりとまだ目立った実績を残せていない現状。ここでは厳しい。

【他地区所属馬の評価】
ハリアーはこれまでJRAに5度遠征したもののすべてシンガリ負け。キャリア自体は豊富だが、中央オープン馬が相手では...。

ウリャオイは着外が2回のみの堅実派。相手なりに競馬ができる点は魅力だが、JRA遠征馬との対戦は今回が初めて。これだけ相手が強化されてはさすがに厳しいか。

クマリは地元笠松戦では大きく崩れないものの、地方重賞は2戦していずれも着外と結果を残せていない。ダートグレードでは実績追い付かず。

【見解】
 昨年の2着馬は後に中央GIフェブラリーSを制覇。近年レベルの向上が著しい兵庫CSだが、今年も大物感漂うJRA遠征馬が多数出走。中でも圧勝続きで3連勝中のリゾネーターが最大の注目株。当レースに直結しやすい伏竜Sを横綱相撲で快勝し、データ的にも死角なし。クイーンマンボタガノディグオはまだオープン実績こそないものの、2頭ともに前走の勝ち振りが非常に優秀。地方小回りの対応力から前者を上位評価に。以上3頭の争いが濃厚だが、スンナリ先行できるようならノーブルサターンシゲルコングの粘り込みも有り得る。地方勢は全体的に低調も、昨年の兵庫ジュニアグランプリがそう差のない競馬だった兵庫ナチュラリーが重箱の隙を突く可能性はある。

◎リゾネーター
○クイーンマンボ
▲タガノディグオ
△ノーブルサターン
×シゲルコング
×ナチュラリー

おすすめ買い目

馬単 11→1 1→11 11→7 7→11 11→6 11→5 11→9 1→7

 

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