レース展望・予想

吉野ヶ里記念上位馬不在でサプールに勝機「宮之浦岳特別」(佐賀競馬)

2017/08/06

6日(日)佐賀競馬メイン第11レースは「宮之浦岳特別」(A1A2級、佐賀競馬場1400メートル)。

◎1 サプール(牡4、東眞市厩舎)は、前走は吉野ヶ里記念の裏番組にあたる大村湾賞(7月22日、1400メートル)に出走。逃げたエフェクトの3番手を進み、4コーナーからは先に先頭に立ったミスタージャックとの一騎打ちとなりましたが、ゴール直前でアタマ差(タイム差なし)交わしてA級特別(S2重賞)2勝目を挙げました。昨年11月の佐賀復帰後は5戦4勝の好成績で、4勝はいずれも1400メートル戦でのものです。今回は吉野ヶ里記念からの参戦馬が3頭いますが、その中に1~3着馬はおらず、この相手なら2連勝の可能性は高そうです。

○2 コウギョウダグラス(牡10、大島静夫厩舎)は、2月の佐賀転入後は勝ち星こそありませんが、2着4回と好走を続けています。ここ2走は大船山特別(7月9日、1400メートル)3着、吉野ヶ里記念(7月23日、1400メートル)4着と、連対圏からは外れていますが、吉野ヶ里記念上位3頭が不在となった今回は、連対圏への復活も十分に可能でしょう。

▲6 タガノリバレンス(牡8、九日俊光厩舎)は、ここ2走はコウギョウダグラスと同じレースに出走し、いずれも先着されていますが、吉野ヶ里記念(5着)での同馬との差は1馬身1/4(コンマ2秒)差とわずかでした。

△4 カシノタロン(牝6、山下定文厩舎)は、昨年の吉野ヶ里記念を制覇しましたが、その後は勝ち星がなく、今年は吉野ヶ里記念への出走は出来ませんでした。しかし、ここ5走中4走で掲示板内を確保と持ち直してきており、上位への食い込みを警戒したいところです。

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宮之浦岳特別の出走表はこちら

(文/上妻輝行)


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