レース展望・予想

昇級戦もエイシンミコノスの勢いを買う「デカンショ特別」（園田競馬）

2017/07/20

20日（木）の園田競馬メイン第10レースに「デカンショ特別」（A2、園田競馬場1700メートル）が行われます。

JRAから転入後をオール馬券絡み（6勝、2着5回、3着1回）◎6 エイシンミコノス（牡4、森澤友貴厩舎）を軸に置きます。昇級初戦ですが、B1を連勝の内容、時計からクリアすると思います。JRAでは3歳6月と遅いデビューでした。3戦して未勝利後の昨年9月から兵庫に転厩してきました。1870メートルの初戦（C2）は2番手から抜け出しました。しかし、1400メートルに距離を短縮した2、3、4戦目を3戦連続2着でした。続くC1に昇級3走目に距離を再び1870メートルに戻して連勝です。その後は1870メートルと1700メートルを使っています。B1昇級後に不良馬場に泣いて2、3着でしたが、前々走と前走を連勝です。前々走は1870メートルを逃げ切って、前走は1700メートルで好位追走から差し切っています。スタートはひと息でしたが、1周目の3コーナーでは好位をキープ。3コーナー手前から動いて4コーナーでは逃げていたデルマオカルの2番手まで進出しました。そして、ゴール前に並び、半馬身捕まえています。良馬場が見込める今回も前走同様に好位をキープして直線で差し切りなるでしょうか。

前走1870メートルを逃げ切った○3 マルカライン（牡5、橋本忠明厩舎）が連勝を狙います。JRAでは新馬勝ちをしましたが、500万では5着が最高でした。しかし、転入後は約1カ月半のブランクを挟んでB1を3連勝しました。そして、A2昇級4戦目の前走は、デビューから初めて逃げを打って成功しています。距離も1700メートルになる今回はメンバー的に好位で折り合いがカギになりそうです。

昨年の兵庫タービー馬▲5 ノブタイザン（牡4、新井隆太厩舎）は末脚勝負です。過去のA2は4戦2着2回、初勝利を目指します。

降級後を5、4、4着☆10 メイショウヨウコウ（牡7、住吉朝男厩舎）は過去にA1（A2混合含む）を2勝している差し馬です。JRAから転入2走目△9 エクストレミティー（牡6、長南和宏厩舎）、園田では初距離で昇級ナイキフェイム（牡7、三宅直之厩舎）などが続きます。

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馬単（ボックス）　6・3・5・10・9（20点）
3連単（ボックス）　6・3・5・10（24点）

デカンショ特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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