レース展望・予想

昇級戦も勢い十分ハルズハッピー「コクチョウ賞」（盛岡競馬）

2017/07/10

10日（月）の盛岡競馬メイン第12レースは「コクチョウ賞」（B1級、盛岡競馬場ダート1200メートル）が行われます。

◎1 ハルズハッピー（牡7、石川栄厩舎）は今季7戦して4勝2着3回と連対パーフェクトを継続中。元A級の地力を見せつけています。前走・水沢1300メートル戦も積極的なレース運びから快勝し、好調をアピール。今回の1200メートルは南関東地区からの転入後では初めてですが、JRAダート1200メートルで2勝マークなら望むところ。B1級への昇級でメンバーは骨っぽくなりましたが、今の勢いを信じましょう。軸にうってつけと言えるでしょう。

○11 ビッグステラ（牝4、菅原勲厩舎）は兵庫からの転入戦だった盛岡マイル戦を逃げ切り勝ち。続くメイカップで１番人気に支持されましたが、直線で一杯になり7着。出遅れもこたえましたが、1800メートルが長かった印象でした。前走ではハルズハッピーを捕え切れませんでしたが、わずか0秒1差。ゴール前の脚色では上回っており、逆転に意欲満々です。

▲7 オメガスパーキング（牡8、伊藤和厩舎）は一戦ごとに良化を示し、前走鮮やかな直線一気を決めました。これで波に乗ったのは確実。1200メートルは未経験ですが、シャープな末脚はむしろ短距離で生きるはず。2頭をまとめて負かすシーンまで十分ありえます。

△10 ロザムンデ（牝5、及川良春厩舎）は前走5着の評価に迷うところですが、盛岡1200メートルでは3戦1勝2着1回と適性を証明済み。コース替わって反撃必至です。

△4 フジノピューマ（牡6、菅原右吉厩舎）は1200メートルで通算6勝2着7回の好実績。

△3 コマユ（牝4、佐々木由則厩舎）は転入初戦の850メートルで2着を確保しており、短距離向き。
 

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馬単（ボックス）1・7・11　１→10（7点）
３連単（フォーメーション）1・7・11→1・7・11→1・4・7・10・11（18点）

コクチョウ賞の出走表はこちら

（文／松尾康司）


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