レース展望・予想

ミノルシャープが混戦を断つか「わし座特別」(ばんえい帯広競馬)

2017/07/09

7月9日(日)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「わし座特別」(B2級-1組)が行われます。

メンバー中に3歳がウンカイタイショウ(牡3、久田守厩舎)、ミノルシャープの2頭、4歳がコウシュハルパン、スーパータイホウ他3頭、6歳がオオゾラシンスケ1頭と若馬が多く、スタートから流れは速くなるのは必至。ハイペースになった時、勝負を左右するのが障害の巧拙です。

◎7 ミノルシャープ(牡3、大友栄人厩舎)645キロを本命に推します。今季は初戦から2連勝し、2着1回を挟み4連勝中と、明けて3歳となり成長著しい1頭です。特に前走のB2級-2組の平場戦では、同型のゴールドインパクト、ヤマトテンリュウがハイペースを形成しましたが、スタートから終始先行して障害も1番手で、逃げ切り勝ちを決めた強さは力を付けた証です。今季は大きなレースを狙えそうなミノルシャープ。ここは負けられない一戦です。

○6 コウシュハルパン(牡4、松井浩文厩舎)650キロが対抗です。3連勝中と動けている4歳馬。やや障害に注文が付くタイプと言えますが、近走はそれも解消。前走もスタートから中団を進み障害もためて7番手から、逃げるタイキン、オーシャンスターをゴール直前でとらえ0秒3の僅差で勝利。自分の競馬をしての強い勝ち方と言えます。若馬が多い今回、直線での叩き合いになった時にはコウシュハルパンの末脚が生きてきます。

▲8 スーパータイホウ(牡4、西弘美厩舎)650キロが3番手です。B2級に昇級後は3、7着、前走はキタイノホシに2秒9差を付けて1着と、相手は強化しても好調を維持しています。障害次第では大駆けも十分ありそうです。

△3 ヤマトテンリュウ(牡4、西弘美厩舎)650キロも3戦連続2着の後、前走B2級-2組でミノルシャープの3秒8差の3着と、展開次第では圏内です。

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馬単 7→6・8・3・5(4点)
3連単(フォーメーション) 7→6→8・3・5(3点)

わし座特別の出走表はこちら

(文/小寺雄司)


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