レース展望・予想

先行策からマサヤの2連勝か「多良岳特別」（佐賀競馬）

2017/06/11

11日（日）佐賀競馬メイン第12レースは「多良岳特別」（A1A2級、佐賀競馬場1400メートル）。

◎3 マサヤ（牡6、東眞市厩舎）は、前走の阿蘇山賞（5月13日、1750メートル）では逃げを打ち、そのまま最後まで先頭を譲る事なく逃げ切り勝ちを収めています。今回は前走3着のキョウワカイザーが不在となり、同2着のドンプリムローズとの再戦です。先行馬が揃った一戦ですが、ハナにはこだわらず、好位からの競馬もできるタイプで、引き続き優勝争いとなりそうです。

○4 ドンプリムローズ（牝4、真島元徳厩舎）は、昨年は3歳S1重賞路線で活躍。その後船橋へ転出し、南関東では不振でした。4月に佐賀へ復帰し、初戦の尾鈴山賞（4月30日、1750メートル）は3着とはいえ勝ち馬には2秒3もの差がありましたが、続く前走の阿蘇山賞では逃げたマサヤの2番手に付け、直線で一旦は差を広げられましたが、3/4馬身（コンマ1秒）差まで詰め寄っていました。

▲7 エイシンテキサス（牡7、東眞市厩舎）は、2月の唐津湾賞を勝利したあとは、3着1回、4着2回と連対圏から外れていますが、キングプライドやウルトラカイザーを相手に1秒前後の差は健闘と言えるでしょう。今回はその両馬は不在で、連対圏への進出も期待されます。

△6 カシノタロン（牝6、山下定文厩舎）は、昨年の吉野ヶ里記念の勝ち馬です。秋以降は掲示板外に敗れるレースも多くなりましたが、ここ2戦は2着、3着と復調の兆しを見せています。

ドンプリムローズをはじめここに出走している牝馬3頭にとって、牝馬限定の新設重賞・佐賀ヴィーナスカップ（7月2日）と同距離で行われるこのレースは、重要となりそうです。

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3連単（フォーメーション）　3→4・7→4・7・6（4点）

多良岳特別の出走表はこちら

（文／上妻輝行）


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