レース展望・予想

混戦を断つのは地元ローランドアイ「のじぎく賞」(園田競馬)

2017/05/25

25日(木)の園田競馬メイン第11レースにGRANDAME-JAPAN2017・3歳シーズン第7戦「第55回のじぎく賞」(地方全国交流・3歳牝馬定量、園田競馬場1700メートル)が行われます。

佐賀のル・プランタン賞を制してシーズンをリードするスターレーンが前回の水沢・留守杯日高賞を競走除外後は放牧に出して最終戦の関東オークスJpnIIを目指します。また、金沢の怪物ヤマミダンスは東海クイーンカップ大敗後は輸送のない地元戦で、北日本新聞杯(1着)から新設の石川ダービーへ向かう予定です。

抜けた馬が不在の難解レースになりそうです。牝馬は地元有利と言われます。2010年から交流レースになりましたが、地元馬4勝、他地区3勝(笠松2勝、高知1勝)です。その地元から◎2 ローランドアイ(大塚信次厩舎)を選びます。2カ月ぶりだった前走は1番人気に支持されました。スタートひと息で後方から差を詰めて9着でしたが、勝ち馬(エイシングラニ)とは0.8秒差です。今年初戦だった1月の園田クイーンセレクションは後方から追い上げて名古屋・カツゲキマドンナに0.4秒差4着でした。続く、初の1700メートル戦だった3歳AB混合特別はゴール前に鋭く伸びてスリーピーアイと0.1秒(半馬身+アタマ)差3着惜敗でした。そして、前々走(1400メートル)は3番手から楽々と抜け出しています。先行力もあるだけにスタートを決めて好位をキープして初タイトルの期待です。

相手筆頭は前走を含めて園田1700メートルを3戦2勝○6 エイシンユートピア(新子雅司厩舎)です。6番人気だった前走は3番枠から一気に逃げ切っています。今回のメンバーではスダチチャン、キューティハーバー(諏訪貴正厩舎)が3、4着でした。逃げ有利なコースも味方してリーディングの“AS(新子厩舎+下原理騎手)コンビ”でハナ一気です。

3番手は名古屋・梅桜賞3着、佐賀のル・プランタン賞4着▲5 スダチチャン(保利良平厩舎)です。その堅実差しは魅力です。初距離ですが、2連勝の勢い☆9 ハヴアナイスディ(盛本信春厩舎)が続きます。田中学騎手のテン乗りです。

遠征勢では現在シリーズ2位△10 タッチスプリント(高知・別府真司厩舎)が筆頭です。名古屋・若草賞でゴール前鋭く伸びスターレーンを差し切っています。デビュー時に比べて大幅な体重減がちょっと気になります。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(ボックス) 2・6・5・9・10(20点)
3連単(ボックス) 2・6・5・9(24点)

のじぎく賞の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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