レース展望・予想

実績上位トウショウギフトがねじ伏せる「金沢城賞」(金沢競馬)

2017/05/23

5月23日(火)に開催される金沢競馬の注目レースは、第9レースの中央500万下との交流「金沢城賞」(地元A2級以下B1級以上、金沢競馬場1500メートル)です。毎回JRA勢が優位となりますが、今回は地元勢の中に実績上位の転入馬がいて非常に興味深い一戦となりました。

◎5 トウショウギフト(牡8、佐藤茂厩舎)は元中央準オープンで、これまでダートの中、長距離戦で4勝を挙げています。シャープな末脚を武器に1600万下では2着が最高で、障害レースに転向も試みましたが頭打ちとなり、金沢へ移籍してきました。転入初戦からJRA交流戦に組まれるのは楽ではありませんが、500万下が相手なら実績上位の存在です。ペースも速くなる傾向が強いだけに、1500メートル戦でも追走で後方に置かれなければパワーの違いでねじ伏せてくれそうです。

JRA勢では再度金沢交流戦に挑んできた○9 スマートダイバー(牡6、JRA・古賀史生厩舎)が人気を集めそうです。前走のJRA交流金沢犀川賞では1番人気に推されましたが、前の馬を捕まえに早めに動いたところを後方から伸びた勝ち馬に交わされてしまう悔しい2着でした。敗れはしましたが走破時計は優秀でスピードがあるところを見せました。連続で金沢コースを走れるのは有利で、今度こそ好位抜け出しで500万下を脱出したいところです。

兵庫から転入してきた▲3 カトラス(セン7、中川雅之厩舎)も元中央3勝(JRA条件交流戦含む)馬で実績面では見劣りません。園田ではA2級の1700メートル戦で逃げ切っており、金沢に来ればスピード上位の存在です。仕上がり面も良くいきなりのJRA交流戦でも通用しそうです。

距離は微妙も切れる末脚がある△4 マルクデラポム(牝4、JRA・松下武士厩舎)や前走浦和条件交流戦で2着の△7 ショークール(牡4、JRA・加藤和宏厩舎)のJRA勢も警戒は必要です。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(フォーメーション) 5・9→5・9・3(4点)
3連単(フォーメーション) 5・9→5・9・3→5・9・3・4・7(12点)

金沢城賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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