レース展望・予想

B級でも圧勝スーパーマックスが世代頂点へ「九州ダービー栄城賞」（佐賀競馬）

2017/05/28

28日（日）佐賀競馬メイン第11レースは重賞「第59回九州ダービー栄城賞」（3歳、佐賀競馬場2000メートル）。ダービーシリーズ2017の開幕戦です。

◎3 スーパーマックス（牡、九日俊光厩舎）は、2歳時は九州ジュニアチャンピオンを含む5戦5勝と完璧な内容で圧倒しました。年明けに大井に移籍しましたが、2戦して8着、6着と振るわずに5月に佐賀へ復帰。復帰初戦はB級特別クラスの佐賀皐月賞（5月6日、1800メートル）でしたが、逃げを打ち、ビーザライトに6馬身（1秒1）の差を付けて勝利しています。3歳春の時点でB級特別を勝利して栄城賞へ臨んできたのは12年のエスワンプリンス以来で、同馬は栄城賞では2着に8馬身差を付け圧勝し、その後は佐賀を代表する馬に育ちました。スーパーマックスにも今後を含めた大きな期待がかかるところです。

○7 オヒナサマ（牝、真島元徳厩舎）は、3走前と前走は1400メートルのB級4組へ出走し、勝ち馬から1秒弱の差で敗れていますが、3歳同士の1800メートル戦では1月の花吹雪賞勝利など、3戦すべて連対しています。距離延長で3歳戦に戻る今回は浮上してきそうです。

▲9 ビーザライト（牡、山田義人厩舎）は、前走の佐賀皐月賞が大井からの転入初戦でした。スーパーマックスの2番手を進み、3コーナーから徐々に引き離されて行きましたが、2着は確保しています。佐賀2戦目での上積みに期待したいところです。

△4 ロトスキャンダル（牡、真島元徳厩舎）は、3歳戦ではやや不調でしたが、ここ2走は3歳特選を1着、2着と上昇気配です。

△8 ハクユウロゼ（牝、東眞市厩舎）は、JRAへ2度挑戦してともに8着と健闘しました。ここは距離延長が課題となりそうです。

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馬単　3→7・9・4（3点）
3連単（フォーメーション）　3→7・9・4→7・9・4・8（9点）

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（文／上妻輝行）


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