レース展望・予想

底見せないコスモタウルス「駒形賞」（水沢競馬）

2017/04/16

16日（日）水沢競馬メイン第10レースは「駒形賞」（B1、水沢競馬場1800メートル）。

◎7 コスモタウルス（牡4、佐藤浩一厩舎）は中央未勝利から昨年転入。格付けにも恵まれて8戦7勝2着1回の好成績を収めてシーズンを終了しました。今季初戦は元A級馬トーホウパルサーの逃げ切りに屈して3着。連続連対が8でストップしましたが、前回完勝で軌道修正。依然、底を見せていません。課題は1800メートル。C1・錦秋湖賞優勝で克服しましたが、本質的にはマイラー。加えてガサのないタイプで今の馬場も微妙ですが、鞍上は2年連続でリーディングに輝き、今季も首位を独走する山本聡哉騎手。巧みなレース運びに期待します。

○5 スパンコール（牝6、瀬戸幸一厩舎）はA級でも勝ち負けを演じ、今季B1へ降格。2戦連続で2着にまとめ、健在を誇示しています。勝ち切るためには展開に注文がつきますが、前々走・1800メートル戦でコスモタウルスに先着2着。距離延長は望むところ。

▲3 トーホクアロー（牡8、櫻田康二厩舎）は前走A級戦で2着。最内を鋭く突っ込んで連対を確保しました。しかも駒形賞は2戦1勝2着1回と相性抜群。1800メートルを味方に逆転首位まで十分。

△6 マウントマズル（牡6、畠山信一厩舎）は前走が実質半年ぶりのレースでプラス22キロと大幅体重増。それでも直線で鋭い脚を披露して4着。地力の高さを垣間見せました。ひと叩きされて変わり身必至。

△2 ノンシュガー（牡4、新田守厩舎）は昨暮れの好調を持続して今季2連勝。相手は強化されましたが、勢いに乗っています。

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馬単　7→6　（ボックス）　7・5・3（7点）
3連単（フォーメーション）　5・7→3・5・6・7→2・3・5・6・7（18点）

駒形賞の出走表はこちら

（文／松尾康司）


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