レース展望・予想

船橋から復帰初戦のガブリキックが実績上位「佐賀桜花賞」（佐賀競馬）

2017/04/02

2日（日）佐賀競馬メイン第11レースは「第5回佐賀桜花賞」（3歳オープン(1組)、佐賀競馬場1750メートル）。

◎2 ガブリキック（牡、東眞市厩舎）は、門別では5月のデビュー戦5着の1戦のみで佐賀へ転入し、2歳の上位戦で7戦して5勝を挙げています。その後は船橋へ転出し、3戦しましたが6着が最高着順と振るわず、今回が佐賀復帰初戦です。転出直前のアルデバラン特別（12月11日、1750メートル）では、アイディアルレディやダダッコには1秒以上の差を付けて勝利しており、このメンバー相手なら実績上位で、復帰初戦から優勝争いが期待できそうです。

○6 セツナイキモチ（牝、池田忠好厩舎）は、12月にJRAから佐賀へ転入し、4戦3勝、2着1回の好成績で特選クラスへ進出してきました。JRAを含めて1400メートルまでの経験しかなく、距離延長が課題となる一戦ですが、前走の3歳2組（3月12日、1400メートル）では、3歳特選クラスで上位実績のあるトークーブケパロスに1馬身（コンマ2秒）差を付けて勝利しており、このクラスでも通用する力は持っていそうです。

▲5 ウイニングムスメ（牝、土井道隆厩舎）も、JRAからの転入後は6戦3勝の好成績を挙げ、今回が特選クラス初挑戦です。ここ2戦は逃げて連勝しており、今回も逃げを打てそうなメンバー構成だけに、先手を取っての粘り込みが期待されます。

△4 ロトスキャンダル（牡、真島元徳厩舎）は、2歳戦では九州ジュニアチャンピオン2着の実績がありますが、3歳に入ってからの2戦は飛燕賞6着、古伊万里賞9着と今一つです。休養明け3走目の今回、そろそろ復調のきっかけを掴みたいところです。

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（文／上妻輝行）

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