レース展望・予想

成長の跡スマイルプロバイドA2初勝利なるか「オッズパーク・LOTO杯」（園田競馬）

2017/04/27

27日（木）の園田競馬メイン第11レースに「オッズパーク・LOTO杯」（A2、園田競馬場1400メートル）が行われます。

近況から成長の跡が見られる◎1 スマイルプロバイド（牝4、飯田良弘厩舎）がA2の初勝利で待望のオープン入りを決めたいところ。デビュー3連勝、園田プリンセスカップ、兵庫若駒賞は8、4着でした。しかし、2歳ラストに一組を連勝して挑んだ3度目の重賞レース・園田クイーンセレクションで結果を出しました。名古屋・キニナルーイの2番手を進みました。4コーナーで外にきた園田プリンセスカップで完敗を喫したランランランを抑えて先頭に立ちました。ゴール寸前で笠松・ベッロポモドーロにアタマ差まで迫られましたが、アタマ差だけ辛抱しています。その後は名古屋・若草賞3着、JRA2走（3歳オープンと3歳以上1000万）は着順こそ9、17着でしたが、勝ち馬とは1秒以内差でした。園田コースでは昨年9月にB1を逃げ切っています。A2昇級後はスピードだけでは通用しませんでした。今年初戦でのトウケイファルコンとアタマ＋クビ差3着は2番手で折り合いの競馬でした。そして、3走前と前々走も好位、中位を追走からともに勝ち馬と0.2秒差2、3着に伸びています。前走は久々に逃げましたが、直線一杯の5着でした。1番枠を引いた今回はスタートを決めて好位で折り合って直線で決めます。

相手筆頭には降級3走目○10 マイアリエス（牡6、盛本信春厩舎）を置きます。約2カ月半のレース間隔がありますが、A1を逃げ切って2勝の先行タイプには大きな影響はありません。

続いてはJRAから転入2走目の上積み必至▲4 アキノクリンチ（牝6、茂崎正善厩舎）です。JRA1000万でハナを切っていましたが、新馬戦と笠松条件交流での勝利は差し切りでした。園田初戦は2番手を追走しましたが、直線で内を突いたエンジェルミディにクビ差負け2着でした。

ほか、末脚が武器の☆8 アルカナ（牝7、住吉朝男厩舎）、△3 ニシノイーグル（牡9、大石省三厩舎）などが連争いの候補です。

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（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）

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