レース展望・予想

自己条件に戻ればブランニュー「ムスカリー特別」（名古屋競馬）

2017/03/15

3月15日（水）の名古屋競馬メイン第10レースは「ムスカリー特別」（A級3a組、名古屋競馬場1600メートル）。

3組に戻ればシャープな差し脚を持つ◎4 ブランニュー（牡5、宮本仁厩舎）が主役だ。前走4着はオープン特別参戦で仕方ないところ。ただ最後方から4着まで押し上げたように、末脚や内容そのものも悪くなかった。3組では3戦2勝、2着1回とパーフェクト連対中。展開に左右される差しタイプながらキッチリ結果を残しているように、明らかに力上位の存在だ。ここもきっちり仕留めておきたい。

相手一番も同じ差しタイプの○8 キービスケット（牝6、植松則幸厩舎）。昨年8月から勝ち星から見放されているが、ことしのA級2、3組の5戦でも【0・4・0・1】の好成績を残す。後方位置になっても直線では確実に末脚を伸ばして依然、好調をキープ。勝ち負けに欠かせない存在。

主導権争いも大きなポイントになりそうだ。先制にこだわるのは▲2 ホウライマリーン（牝4、藤ケ崎一人厩舎）だろう。勝ち星7勝すべてが先制時のホウライマリーン陣営は逃げへの意欲は当然強い。前走はキタノシャーロットに先制され、控えてシンガリ負けを喫したとあればその気持ちも増す。五分のスタートなら内枠の利があるこの馬の主導権と予想するのが妥当ではないか。変身に注意が必要。

一方、△3 キタノシャーロット（牝4、藤ケ崎一男厩舎）は控えても競馬のできるタイプ。ベストはもちろん2、3走前のように主導権を握って駆けた時。仮にホウライマリーンに先制されても2、3番手でスムーズな競馬ができれば出番がありそうだ。

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馬単（マルチ）　4⇔2・3・8（6点）
3連単（フォーメーション）　4→2・3・8→2・3・8　2・3・8→4→2・3・8（12点）

ムスカリー特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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