レース展望・予想

カツゲキキトキトが格の違いを見せる「六甲盃」(園田競馬)

2017/03/02

2日(木)の園田競馬メイン第10レースに日刊スポーツ賞「第54回六甲盃」(4歳以上定量、園田競馬場2400メートル)が行われます。

園田競馬場で年に1回、1マイル半の2400メートル戦で行われる長丁場の重賞レースです。この距離になってから6年連続で1番人気馬が優勝していましたが、日刊スポーツ賞の冠が付けられてから1番人気の優勝は1頭のみで5番人気馬が3勝しています。そのうえ3連単はオール万馬券でした。

今年は昨年暮れに名古屋グランプリJpnII3着、前走は佐賀記念JpnIII4着の◎3 カツゲキキトキト(牡4、名古屋・錦見勇夫厩舎)が地方馬だけの交流レースなら格の違いを見せて1番人気に応えると思います。3歳2戦目に3勝目をマークしてからグーンと成長しました。園田ファンのド肝を抜いたのは昨年9月の名古屋・秋の鞍でした。エイシンニシパ、マイタイザンが遠征しました。スタンド前では11番手から向正面に入って追い上げ、上がり3ハロン38秒4のレース最速時計をマークして2着エイシンニシパに4馬身差を付けました。古馬混合になってからは金沢・白山大賞典JpnIII6着後の地元・東海菊花賞では1番枠から逃げ切って2着に5馬身差を付けて圧勝しています。

相手筆頭は地元○5 エイシンニシパ(牡4、橋本忠明厩舎)です。秋の鞍2着後に笠松・岐阜金賞で重賞2勝目、前走は橋本忠男調教師のラスト・ラン新春賞を優勝しています。秋の鞍での4馬身差を地元の有利さでどこまで縮められるか注目されます。

7月の名古屋・名港盃で重賞3勝目▲6 アクロマティック(セン7、新子雅司厩舎)はその後、前走の園田ウインターカップまで重賞4連敗中です。しかし、近3走の末脚は上がり3ハロン38秒6、38秒4、39秒4をマークして健在です。

昨年のこのレースでは惜しいクビ差2着☆4 バレーナボス(牡6、荒山義則厩舎)も末脚が武器です。新春賞3着後にオープンを逃げ切って2連勝△7 アサクサセーラ(牡4、保利良次厩舎)、早め勝負に出て昨年はバレーナボスに半馬身差3着△12 キングブラーボ(牡9、盛本信春厩舎)などが続きます。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 3⇔5・6・4・7・12(10点)
3連単(1軸流し) 3→5・6・4・7・12(20点)

六甲盃の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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