レース展望・予想

ブリヤン逃げ切ってオープン入りなるか「DASH柳津・福山駅前特別」（園田競馬）

2017/03/15

15日（水）の園田競馬メイン第11レースに「DASH柳津・福山駅前特別」（A2、園田競馬場1870メートル）が行われます。

木村健騎手とのコンビで5連勝中の昇級初戦ミッレミリアが確定後のレース前日に出走取消して興味は半減しました。しかし、主役は別にいました。前々走に今回と同じ1870メートルのA2を勝っている◎2 ブリヤン（牡5、尾林幸二厩舎）です。JRAでは未勝利で15年10月から園田に転厩してきました。C2の1400メートルで3度目2着の直後、1870メートルを2番手追走から3コーナーで先頭に立ってから2着に10馬身差の圧勝です。JRAデビューから14戦目（園田6戦目）の初勝利でした。その後は1870メートル、1700メートルを多用しました。昨年3月にC1で1870メートル2勝目（通算3勝目）後に何とB1の1700メートルに格上挑戦しました。結果は一気に逃げ切って2着のサウザンドエース（JRA1勝馬で転入初戦）を5馬身ちぎりました。昨年12月の4走前からA2昇級です。その3戦目が前述した前々走です。内の3番手を進み直線まで動きません。3コーナー手前から先に仕掛けたビーチブレイブを直線で内から差し切っています。前走1400メートル戦はインディウムの3着でしたが、今回のレースを目指して調整過程です。得意の距離で一気に逃げ切りオープンA1昇級なるでしょうか。

相手筆頭は降級初戦○9 タガノビリーヴィン（牡7、松平幸秀厩舎）です。JRA4勝馬でラストは1600万でした。転入後は1400メートル2、10着後の前走は1700メートル8着です。しかし、JRAでは1800メートル、1900メートルを各2勝で今回の距離に適性があると思います。

ほか、好位で折り合って▲10 クールジャイロ（牡6、保利幸作厩舎）、☆3 ワンダーフォルテ（牡9、田中範雄厩舎）にJRAから転入2走目の両馬△7 キーブランド（牡8、吉行龍穂厩舎）、△8 カトラス（セン7、渡瀬寛彰厩舎）などが続きます。

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馬単（マルチ）　2⇔9・10・3・7・8（10点）
3連単（1軸流しマルチ）　2⇔9・10・3（18点）

DASH柳津・福山駅前特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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