レース展望・予想

3度目の正直で2勝目狙うオーミパドドゥ「春蘭特別」（笠松競馬）

2017/03/08

3月8日（水）の笠松競馬メイン第11レースはJRA交流「春蘭特別」（A級3組、中央500万下、笠松競馬場1800メートル）。

JRA交流戦でも500万クラスは、JRA勢が断然の対戦成績を残している。しかも地元勢が走り慣れない1800メートル戦。いっそうその傾向が強くなりそうで、今シリーズもJRA勢優勢のトレンドに変わりはない。

距離延長が大きな上積み材料になる◎2 オーミパドドゥ（牝4、JRA・宮徹厩舎）の前進に期待したい。笠松へは3戦連続しての遠征。過去2戦ともに1400メートル戦で後方位置から追い込み届かずの5、4着。忙しい距離が末脚爆発に至らなかった印象だ。ただ今回は追走が楽になり、しかも未勝利戦を卒業し、主戦場の中距離戦へと変わる。最近2走の笠松遠征では不発に終わったが、「3度目の正直」で2勝目を飾りたい。

勝ち星2勝がともに交流戦の○6 インクレディブル（牡5、JRA・中村均厩舎）は地方遠征での走りに定評がある。前走は川崎で6着に失速したが、10月の金沢では3着、11月の園田でも2着と、小回りコースでセールスポイントの先行力を生かしたようだ。当地初遠征となるが、馬場が軽く直線の短いコースでいっそう持ち味が出そうだ。逆転十分。

2頭ともに久々の実戦で仕上がり度がカギも、▲5 アークマイニング（牝4、JRA・大根田裕之厩舎）は先行力が高く、堅実駆けに定評がある。△3 ムラングシャンティ（牝5、JRA・松元茂樹厩舎）は新馬戦2着で、デビュー3戦目に初勝利を挙げた好素材。ともに手ごろな相手となる地方遠征。軽視できない。

地元勢では昇級初戦がいきなりの中央馬相手と、一気にハードルが高くなったが、B級1組特別を2連勝している△4 カンテラガール（牝4、川嶋弘吉厩舎）の勢いに期待がかかる。

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馬単　2⇔3・4・5・6（8点）
3連単（フォーメーション）　2⇔3・4・5・6→3・4・5・6（24点）

春蘭特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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