レース展望・予想

エイシンアトロポス逃げ切り2連勝なるか「日本トーター特別」（園田競馬）

2017/03/16

16日（木）の園田競馬メイン第11レースに「日本トーター特別」（A1、園田競馬場1400メートル）が行われます。

◎7 エイシンアトロポス（牝5、渡瀬寛彰厩舎）が前走の鋭いスタートを再現して連勝の期待です。8枠11番、すぐ外12番枠にマルトクスパートがいました。4キロの斤量差（57キロと53キロ）があったものの枠の利も生かして楽々とマルトクスパートを抑えて主導権を奪いました。不良馬場も味方して上がり3ハロン37秒5をマークして、直線に入ってからは2番手以下を引き離しました。結果は追走マルトクスパートが3馬身差2着、後方から37秒3の上がり最速時計で追い込んできたサンライズマーチが3着でした。川崎でのデビュー戦は向正面から動いてまくり切っています。一昨年5月に兵庫所属になってからは15戦して9回はハナを切っています。4連勝1回、3連勝を2回でA1昇級後に半年の故障休養がありました。今年1月の復帰戦だった笠松・白銀争覇ではランドクイーンのハナを抑えて逃げましたが、太め残りと久々も影響して直線で失速して8着に敗れました。前々走はマルトクスパートの2番手から4コーナーで先頭に立ちましたが、先行争いの激化もあってウインゴスペルの末脚に屈して4着です。前走は馬体が絞れて前述したような一変の動きです。今回は斤量が1キロ増の54キロを背負いますが、他に強力な先行馬が不在です。マイペースに落として一気にゴールまで突っ走るでしょう。

前走は不良馬場にも泣いた○1 サンライズマーチ（牡7、柏原誠路厩舎）が雪辱を期しています。JRA3勝のラストは1000万です。転入3戦目のA2を差し切って前々走からA1昇級です。その初戦は3番手から伸びてウインゴスペルに1馬身1/4差の2着でエイシンアトロポスには先着しています。末脚を生かせる展開になれば逆転も一考です。

前走は不発だった▲8 ウインゴスペル（牡6、諏訪貴正厩舎）も末脚勝負です。A1を3勝の実績馬☆4 トリニティチャーチ（セン9、飯田良弘厩舎）、A1昇級初戦が競走除外で仕切り直しになった菊水賞2着の上昇馬△9 タケマルビクター（牡4、長倉功厩舎）が連争い候補です。

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馬単（ボックス）　7・1・8・4（12点）
3連単（1軸流し）　7→1・8・4・9（12点）

日本トーター特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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