レース展望・予想

前走の勝ちっぷりを評価してカイシュウキリシマ「若草特別」(笠松競馬)

2017/01/25

1月25日(水)の笠松競馬メイン第11レースは「若草特別」(C級18組(ロ)、笠松競馬場1600メートル)。

9頭までが勝ち上がり組で、そして勢いのある明け4歳馬たちばかり。興味深いV争いが繰り広げられるが、圧巻タイムで前走を逃げ切り圧勝した◎3 カイシュウキリシマ(牡4、笹野博司厩舎)に一番魅力を感じる。前走参戦時は時計をほとんど出さず仕上がり途上で、手探り面が尽きなかった。しかし、ふたをあけてみれば、C級下位レベルでは抜群の1分27秒7の好時計を叩き出して、ブッチ切りの逃げ切り劇。中央では入着なしに終わったが、ハナを奪っていたスピードが、小回りコースの地方移籍で一気に開花したようだ。久々をひと叩きされて、上積みが大きい転入2戦目。距離は1ハロン延長したが、前走の豪快な勝ちっぷりとスピードから考えれば、問題ないだろう。

逃げ、先行馬が多いなか、控える競馬もこなせるのがアドバンテージは○1 ケットシー(牝4、川嶋弘吉厩舎)。2勝とも早めの抜け出しで飾っているように差しに回れ、中距離中心に使われていた中央時代から距離延長もプラス材料。カイシュウキリシマのスピードを撃破するとすれば、ケットシーの差し脚か。

キャリアわずか2戦だが▲9 エネルワンダー(牡4、笹野博司厩舎)も一撃可能。スタートに課題は残るが、2戦ともにしっかり末脚を伸ばして2連対。流れに乗りやすい外枠スタートも好都合と言えそうだ。

△8 ギオンショウジャ(牡4、法理勝弘厩舎)は「三度目の正直」を目指す。過去2度の特別戦は4、3着に惜敗。ともにしぶとい粘りを発揮して好勝負を演じている。カイシュウキリシマを筆頭に同タイプの強力ライバルぞろいだが、特別経験の強みを生かしたい。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 3⇔1・8・9(6点)
3連単(フォーメーション) 3→1・8・9→1・8・9 1・8・9→3→1・8・9(12点)

若草特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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