レース展望・予想

転入3走目ワンダーフォルテが決める「ちっちゃいおっさん大笑点」（園田競馬）

2017/01/04

4日（水）の園田競馬メイン第10レースに「ちっちゃいおっさん大笑点」（A2、園田競馬場1400メートル）が行われます。

JRA新馬勝ち◎8 ワンダーフォルテ（牡9、田中範雄厩舎）が転入3走目で園田初勝利の期待です。京都ダート1200メートルの新馬戦（10年11月）は武豊騎手の手綱で2番手から差し切っています。2勝目は13年1月に同じ京都ダート1200メートルです。しかし、1000万では4着が最高で前々走から兵庫所属です。その初戦はトウケイタイガー（前走のA1昇級初戦を直線で抜け出し3連勝）には大敗しましたが、2着タケマルビクターとは半馬身＋2馬身半（0.5秒）差。4コーナー7番手から4着まで伸びました。そして、前走は向正面から仕掛け前述タケマルビクターに0.5秒差つけられたものの、ゴール寸前でスマイルプロバイドを捕まえて3着です。前走同様に早めに動けば差し切って約3年ぶりの勝ち星です。

○2 ホクセツプリンス（牡6、荒山義則厩舎）も末脚が武器です。上位クラスでは数少ない地元デビュー馬で、初出走戦勝ちですが、前走まで41戦3勝、2着7回、3着10回、4着6回、5着5回、着外10回の数字も残る堅実駆けです。2勝目が15年2月のA2、3勝目は昨年6月のB1です。

▲7 モズミステイク（牡5、小牧毅厩舎）は、JRA新馬戦で先手を取り、園田初戦（3歳C1）逃げ切りなど先行力もありますが、最近はすっかり差し馬に変身です。

前走はA2の壁を打ち破れなかった☆1 ウインピアチェーレ（牡4、盛本信春厩舎）が巻き返しのクラです。JRAから転入後は2走目の5着を挟んで8勝をマーク、7連勝でA2に昇級しました。1番人気に支持され、外からスタートを決めましたが3番手までが精一杯。3コーナー手前では下原理騎手のステッキが入りましたが反応はひと息でした。直線を向いて一杯になって9着まで沈みました。1番枠を引いた今回は先行策です。

2番手で折り合って△4 トウケイファルコン（牡5、住吉朝男厩舎）が粘りを発揮です。

＜おすすめの買い目＞
馬単（ボックス）　8・2・7・1・4（20点）
3連単（ボックス）　8・2・7・1（24点）

ちっちゃいおっさん大笑点の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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