レース展望・予想

ナナノチカラが押し切る「地吹雪賞」（ばんえい帯広競馬）

2016/12/28

12月28日（水）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「地吹雪賞」（3歳以上選抜）が行われます。

今年で6回目となる、超スピードレース。スタートからゴールまで、200メートルの直線コースを一気に走り抜ける「止まったら、負け」のファンからの人気も高い名物レースとなっています。選抜戦だけに上はオープンのフクドリから下はB3級のショウヘイまで、クラス差は大きいです。定量戦での500キロ（牝馬20キロ減）は各馬にとっては裸同然の重量、自己条件戦では、障害に注文がつく馬でも、過去の同条件レースでは、止まらずに上がるのが特徴と言えます。軽量戦ですが、スピード＋スタミナも要求されるレースです。

◎3 ナナノチカラ（牝6、小北栄一厩舎）480キロを本命に推します。今季は10戦して1勝、2着1回の平凡な成績ですが、軽量戦の今回は度外視。スピードとパワーをバランスよく兼ね備えたナナノチカラが押し切ります。

○6 フクドリ（セン10、平田義弘厩舎）500キロが対抗です。自己条件での競馬となると、障害の切れがひと息の状態が続いていますが、このスピードレースでは、過去にスピードスターファイナル、地吹雪賞、スピードスター賞優勝などがある常連です。10歳ですがスピードタイプのオープン馬です。

▲8 ホクショウサスケ（牡6、岡田定一厩舎）500キロは障害次第と注文がつくタイプですが、500キロならスピードで押し切れそうです。

＜おすすめの買い目＞
馬単　3→6・8・7（3点）
3連単（フォーメーション）　3→6→8・7（2点）

地吹雪賞の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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