レース展望・予想

ドゥスール4連勝なるか「能登波の花賞」(金沢競馬)

2016/12/20

12月20日(火)に行われる金沢競馬のメインレースは、第10レースのB級馬による準重賞「能登波の花賞」です。B級では珍しい1900メートル戦で、好調馬がそろい見応えのある一戦となりそうです。

まず注目を集めるのは◎5 ドゥスール(牝3、黒木豊厩舎)です。中央デビュー馬で門別に移籍しても勝ち星は挙げられませんでしたが、今秋から金沢に来るといきなり3連勝とブレークしました。いずれも2番手追走から早めに抜け出す正攻法の勝ちパターンで、レース運びが安定しています。今回は1900メートルに距離は延びますが、転入初戦で1700メートル戦をあっさり勝っていることから距離面は問題なく、今回も好位抜け出しで連勝を伸ばせそうです。

○10 フレンチフューゴ(牡3、金田一昌厩舎)も中央未勝利で今夏から金沢に移籍すると、いきなり5連勝の活躍を見せました。2走前に6着に敗れてしまい転入から初めて連対を外しましたが、前走は好位からしっかり脚を伸ばして巻き返しに成功しました。激しい気性のためまだ折り合い面に不安はありますが、すんなり先行できれば3走前の1700メートル戦のように強さを発揮します。もまれる心配なく先行できる外枠は歓迎で、1900メートル戦でも好勝負が期待できます。

▲11 オレカーニバル(牡3、中川雅之厩舎)も金沢で8戦して連対を外しておらず、まだ底を見せていません。10月に笠松の岐阜金賞へ遠征して8着に敗れましたが、東海勢にもまれた効果でさらに強さが増している感じがします。金沢でまだ1500メートル以上の距離の経験がないために3番手評価としましたが、能力面では引けを取りません。

3歳馬ばかり目移りしますが、元中央オープンの△2 クラシカルノヴァ(牡8、鈴木正也厩舎)も見逃せません。金沢ではC2級からのスタートとクラスに恵まれたこともあって、2連勝を挙げて自信を取り戻しつつあります。4年前の名古屋グランプリJpnIIで2着があるように長い距離は得意で、勢いに乗る3歳勢が相手でも1900メートル戦なら古豪の意地を見せてくれそうです。

<おすすめの買い目>
馬単(フォーメーション) 5・10・11→5・10・11・2(9点)
3連単(フォーメーション) 5・10・11→5・10・11・2→5・10・11・2(18点)

能登波の花賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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