レース展望・予想

東京ダービー馬バルダッサーレが格の違い見せる「ダービーグランプリ」（水沢競馬）

2016/11/20

20日（日）水沢競馬メイン第11レースは地方競馬全国交流「第29回ダービーグランプリ（M1）」（3歳、水沢競馬場2000メートル）。

◎11 バルダッサーレ（牡、大井・中道啓二厩舎）は中央2勝から転入初戦に東京ダービーを選び、7馬身差で圧勝。周囲の度肝を抜きました。以降は勝ち星に恵まれていませんが、今回はメンバー有利が誰の目にも明らか。小回り対応が課題ですが、鞍上・吉原寛人騎手はコース特性を十二分に熟知。格の違いを見せつけてくれるでしょう。

○2 トロヴァオ（牡、大井・荒山勝徳厩舎）は北海道1勝から南関東移籍戦のハイセイコー記念を快勝。その後は大舞台で上位争いを演じています。最大ネックは東京ダービー以来、5カ月半ぶりの実戦ですが、放牧先で乗り込まれて態勢は整ったとのこと。重賞2勝目まで。

▲7 スティールキング（牡、北海道・角川秀樹厩舎）は北斗盃、北海優駿の北海道二冠馬。道営記念は馬群に包まれて6着に終わりましたが、瑞穂賞2着など古馬オープン通用を証明済み。強気の連闘策で臨みます。

△3 ジャストフォファン（牡、北海道・角川秀樹厩舎）は王冠賞を優勝。スティールキングの北海道三冠を阻止しました。盛岡芝でも2着を確保し、遠征を問題にしないタイプ。流れも有利に運べそうです。

△1 ベルゼブブ（牡、浦和・小久保智厩舎）は中央500万から南関東で逃げ切り3連勝。戸塚記念ではバルダッサーレの追撃を見事封じました。絶好枠を引き当てたのは強運です。

△5 エンパイアペガサス（牡、佐藤祐司厩舎）は岩手の大将格。目下8連勝と快進撃を続け、重賞も5連勝中。地の利を生かし、上位に食い込むか。

＜おすすめの買い目＞
馬単　11→2・7・3・1　2・7→11（6点）
3連単（フォーメーション）　11→2・3・7→1・2・3・5・7（12点）

ダービーグランプリの出走表はこちら

（文／松尾康司）



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