レース展望・予想

復活アナザーデイ連勝なるか「さざんか特別」（名古屋競馬）

2016/11/18

11月18日（金）の名古屋競馬メイン第11レースは「さざんか特別」（A級2組、名古屋競馬場1600メートル）。

確かな主役不在で混戦模様だが、復活した◎2 アナザーデイ（牝4、今津勝之厩舎）から狙いたい。前走3組はハイペースの展開を好位で流れに乗り、早めの抜け出しでハナ差振り切って見せた。昨年11月の3組以来、1年ぶりのうれしい久々の勝利だった。もまれ弱い面があって、勝ちパターンは先行もしくは、うまく流れに乗った時と注文のつくタイプ。しかし、自分のレースに持ち込んだ時のしぶとい走りは折り紙付き。前走で戦った相手が多いうえ、コレと言った強敵も見当たらない。連勝のチャンス到来だ。

変わらぬ好調さでV争いに肉薄するのは○9 サマーサラファン（牝4、田中敏和厩舎）。夏場は成績が上がらない時もあったが、A級昇級後の3戦すべてで勝ち負けしている。とくに前走は2組でもコンマ3秒差3着に突っ込むなど、好勝負を演じた。互角の評価が必要だろう。

堅実駆けタイプの▲4 ニホンピロマイティ（牡6、井上正厩舎）も差はわずか。8月の3組以来、勝ち星から遠ざかっているが、10月の中央条件交流戦では強敵揃いのなか、積極レースで価値ある3着に粘り込んでいる。勝ち切れない面はあるが、クラスの安定勢力でもある。勝ち負け候補に欠かせない。

前走は久々に掲示板を外す6着に終わった△5 マルカシグナス（セン5、瀬戸口悟厩舎）だが、勝ち馬からの着差はコンマ9秒と、大きくは負けていない。安定した差し脚の持ち主だけに巻き返しは十分。

ムラ駆けタイプだが、復帰後4戦目にして久々に前走好走し、ベテラン健在をアピールした△3 ティアモブリーオ（牡9、倉地学厩舎）も連なら。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　2⇔3・4・5・9（8点）
3連単（フォーメーション）　2→3・4・5・9→3・4・5・9　3・4・5・9→2→3・4・5・9（24点）

さざんか特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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