レース展望・予想

ヴィーナスが一気の逃げで重賞9勝目へ「兵庫クイーンカップ」(園田競馬)

2016/11/10

10日(木)の園田競馬メイン第11レースに北陸・東海・近畿地区交流「第13回兵庫クイーンカップ」(3歳以上牝馬定量、園田競馬場1700メートル)が行われます。

4走ぶりの地元戦◎6 トーコーヴィーナス(牝4、吉行龍穂厩舎)が成長の跡をファンに披露です。前走の大井・レディスプレリュードJpnIIでは逃げて、先日の川崎・JBCレディスクラシックJpnIを制したホワイトフーガと2着同着でした。その結果グランダム・ジャパン古馬シーズンを逆転で総合優勝しました。兵庫サマークイーン賞で先日の西日本ダービー2着ディアマルコに捕まってから、金沢・読売レディス杯、名古屋・秋桜賞を連勝後が、前述のレディスプレリュードです。話題を変えますが、地元の園田コースは17戦11勝、2着3回、3着2回で、ただ1度の着外は兵庫ジュニアグランプリJpnIIの7着です。牝馬は輸送競馬が苦手と言われますので頷けます。ややレース間隔があきましたが地元戦を一気の逃げ切りで重賞9勝目が濃厚です。

馬券的に興味は2、3着争いでしょう。今回の遠征馬は小粒で相手も地元馬が上位です。筆頭に前走で田中学騎手が手綱を取って、約1年半ぶりの通算13勝目○4 オーケストラピット(牝6、碇清次郎厩舎)です。1番人気に支持された一昨年のこのレースは速い上がりタイムで5着、昨年は6着でした。調子を上げているだけに鋭い末脚で3年越しの初タイトルを目指します。

転入後10連勝▲9 タガノトリオンフ(牝4、新子雅司厩舎)がA1昇級後は重賞で3連敗中です。この距離はA2で逃げ切っているように前述トーコーヴィーナスのハナを抑えれば怖い存在になります。しかし、枠順からは2番手で折り合って粘り込み策でしょう。

☆7 アルカナ(牝6、住吉朝男厩舎)はオーケストラピットと一緒に動けば連争いに加わります。格下ですが好位で粘り強い△10 ヒメカイドウ(牝4、山本和之厩舎)に、遠征勢では女性騎手の木之前葵騎手が乗る南関東8勝馬(ラストB3)の△3 ルヴェルテュール(牝5、名古屋・角田輝也厩舎)が筆頭です。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 6⇔4・9・7(6点)
3連単(1軸流し) 6→4・9・7・10・3(20点)

兵庫クイーンカップの出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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